生物処理(下水処理)プロセスにおけるアンモニア態窒素計の評価試験~CO₂削減~

今回のコラムでは、下水処理プロセスでのアンモニア態窒素計を用いた評価試験を紹介いたします。


今回のコラムは次のような方におすすめです

  • 曝気槽の風量制御に使用する電力を削減したい方
  • 生物処理において、DOで制御しているため過剰曝気(もしくは曝気不足)になっている可能性がある方
  • アンモニア態窒素を定量的に管理したい方
     


アンモニア態窒素(NH4-N)の連続監視の重要性

曝気槽における生物処理では、風量制御するために特に膨大なエネルギーを必要としますが、アンモニア態窒素(NH4-N)を連続監視し風量制御を行うことで、過剰曝気になっている現場では消費電力の削減が可能となります。


アメリカLAでの評価試験

ロサンゼルスのとある下水処理施設では、長期の連続使用が可能なアンモニア態窒素計探されていました。しかしサンプルの性状が不安定な活性汚泥において、安定した測定が可能な機器を見つけることができませんでした。メンテナンスの頻度や測定値ドリフトの問題から、アンモニア態窒素計の実用は現実的ではないとみなしてきたのです。

しかしHORIBAのアンモニア態窒素計はこれらの要求を満たし、評価試験では高い評価を受けることができました。評価試験の詳細や、製品の特長については以下の資料をダウンロードいただき、ご覧ください。

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