今回のコラムでは、下水処理プロセスでのアンモニア態窒素計を用いた評価試験を紹介いたします。
曝気槽における生物処理では、風量制御するために特に膨大なエネルギーを必要としますが、アンモニア態窒素(NH4-N)を連続監視し風量制御を行うことで、過剰曝気になっている現場では消費電力の削減が可能となります。
ロサンゼルスのとある下水処理施設では、長期の連続使用が可能なアンモニア態窒素計探されていました。しかしサンプルの性状が不安定な活性汚泥において、安定した測定が可能な機器を見つけることができませんでした。メンテナンスの頻度や測定値ドリフトの問題から、アンモニア態窒素計の実用は現実的ではないとみなしてきたのです。
しかしHORIBAのアンモニア態窒素計はこれらの要求を満たし、評価試験では高い評価を受けることができました。評価試験の詳細や、製品の特長については以下の資料をダウンロードいただき、ご覧ください。