OCMA-505-H

油分濃度計

スイッチ一つで自動測定。

排液・環境水などに含まれる油分濃度を測定するOCMA-505-H。試料水・油分抽出溶媒を注入後、スタートボタンを押すだけで、油分の抽出・測定・排液まで自動で実行。排出弁の開閉など面倒な操作がなく、測定のスピードアップが図れます。さらに、本機種はカラーグラフィック液晶や抽出槽のバックライトを採用するなど操作性が強みです。

 

OIL

屋内設置ACフリー電源(100〜240V)

事業セグメント: 環境・プロセス
製造会社: HORIBA Advanced Techno Co., Ltd.

約3分の簡単・スピード測定※1

スタートボタンを押すだけで簡単に短時間で測定することが可能です。ノルマルヘキサン法と比較し、大幅な測定時間の削減が可能です。 ※暖機・校正・共洗いなどの時間を除く

低沸点油分が測定可能

ノルマルヘキサン法では油分抽出溶媒を蒸発させる必要があるため、低沸点油分(ガソリンなど)が揮発してしまいます。OCMA-500シリーズは蒸発工程が不要なため低沸点油分の揮発を防ぐことができます。

油分量を濃度(値)として表示できます

油分量の重量を測定し濃度を算出するノルマルヘキサン法と異なり、OCMA-505-Hは直接油分濃度を表すことができます。※検知できる油の種類についてはお問合せください。

環境・安全・コストに優れた油分抽出溶媒を使用します

油分抽出溶媒について、国内向け型式OCMA-505-H/555-Hは溶媒H-519を、国外向け型式OCMA-500/550は溶媒S-316を使用します。H-519、S-316ともに、モントリオール議定書(オゾン層保護法)とPRTR法(化学物質把握管理促進法)の対象外です。さらにH-519は従来の溶媒H-997と比較し、S-316同等の再生効率になったためランニングコストを低減することができます。

測定方式溶媒抽出-非分散赤外線吸収分析法
測定対象試料水から油分抽出溶媒に抽出され波長3.4~3.5μm付近に赤外線吸収を示す物質
測定レンジ0~200 mg/L
表示分解能

0~99.9 mg/L : 0.1 mg/L

100~200 mg/L : 1 mg/L

再現性

0~9.9 mg/L : ±0.3 mg/L

10.0~99.9 mg/L : ±2.1 mg/L

100~200 mg/L : ±5 mg/L

表示方式3.5インチ 320×240ドット バックライト付 カラーグラフィックLCD
校正方法ゼロ、スパン校正:液注入後、自動または手動校正
試料水採取量2:1(試料:油分抽出溶媒)
抽出溶媒H-519 ※H-519以外の油分抽出溶媒は使用しないでください。
抽出溶媒所要量8mL (10mLでも測定可能)
抽出方法分析部に付属の抽出機能による
周囲温度0~40 ℃(結露なきこと)
電源AC 100 V~240 V ± 10 % 50/60 Hz
消費電力AC 100V時:約60VA、AC 240V時:約90VA
外形寸法342(H)×200(W)×313(D) mm
質量約7kg
外部出力USBメモリへ出力
測定フロー液注入後、自動測定(自動切換シーケンス)および手動測定
その他

300件のデータメモリ機能 

自己判別機能

測定安定値表示機能

時計機能

攪拌槽バックライト付

単位換算機能

ASTM D7066-4準拠

濃度補正機能

 

外形寸法図・他(単位:mm)

お問い合わせ

* 項目は必ずご記入ください。