サンプルや使用法、使用頻度、保存方法などにより異なるため、一概には言えません。強アルカリ、強酸、高温サンプル、汚水であると劣化が早くなります。特にフッ酸(HF)を含むサンプルではガラスが溶解されるため寿命が短くなります。
特にありません。その理由は、上記の通りです。
pHを測定するためには、「ガラス電極」、「比較電極」、「温度補償電極」の3本の電極が必要です。この3本の電極を1本の電極に構成したものを「一本電極」と言います。
[一本電極]
[比較電極]
新しい電極を初めて使う時や、長期間(1週間以上)使用しなかったときは電極のガラス応答膜が乾燥して応答が遅くなる場合があります。そのため、内部液補充口を開けた状態で純水、またはpH7の標準液に半日〜1日程度浸漬して校正を行ってから使用してください。
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