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非水溶液中でもガラス電極は、水素イオンに応じて電位(電流を運ぶのに必要なエネルギー)を発生しますが、酸・塩基平衡が水溶液と全く異なるので水素イオンの解離状態(フリーのイオンとなっている状態)も水溶液中とは異なります。このため、得られた起電力(電力を発生する力)を通常のpH値に変換することはできません。非水溶液中で得られるpH値は、測定溶液中での水素イオン活量の大小の指標にすぎません(pHの定義は、水溶液中での[H+]であって、非水溶液中の[H+]ではないため測定値は単なる相対値でしかありません)。相対値(ある種の指標)の測定として使用される際には、液絡部が可動式の9681S-10Dをお勧めします。
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