セル定数とは何ですか?

    2枚の極板の面積と距離との比を「セル定数」と言います。
    極板1枚の面積が1 m2を1 mの間隔でセットしたとき、セル定数は K=1/1=1(m-1)となります。

     

     


    セルを交換したら、測定値が変わるのはなぜですか?

    個々のセルは固有のセル定数を有します。
    セルを初めて装着したり、新しく交換されるときは、それぞれのセル定数を本体に入力する必要があります。工場出荷時にセル1本ずつに、それぞれのセル定数が求められ、セル保持部のラベルにセル定数が表示されています。

    単位(m-1もしくはcm-1)にご注意ください。


    セルの材質は?

    一般にボディはガラスで作られ、極材は白金に白金黒のメッキが施されています。
    ただし防水形(型式:9382-10D)の材質は、ボディ:ポリサルフォン、極材:チタン~白金黒メッキです。


    なぜ白金黒電極を用いるのですか?

    水の導電率の測定には交流電流を用いる必要があります(直流電流を用いると水自体の電気分解が生じてしまうため)。交流電流の場合、極板間に生じる電気容量(コンデンサー分)「C」の逆数1/Cが抵抗Rと同じ働きをします。
    この「1/C」の影響をできるだけ小さくするためには、 Cを大きく「1/C」を小さくする必要があります。すなわちCを大きくするためには、極板の面積を大きくすればよいのですが、極板自体をそれほど大きくすることができないため、極板の表面を凹凸にして表面積を大きくしてあります。白金の上に白金黒メッキをすると、表面の凹凸により表面積が数百倍となって「C」の値を大きくし、結果として「1/C」の影響を非常に小さくすることができるからです。


    浸せき形セルと流通形セルの違いは?

    浸せき形セル:バッチ測定用(ビーカーなどのサンプル槽に浸して測定)
    流通形セル:フロー測定用(サンプルをセルの中に流通させながら測定)


    流通形セルの流速限界は?

    流通形:0~500 mL/min(型式:3561、3562、3573)
    微量形:0~20 mL/min(型式:3574)


    ガラスやプラスティックの筒がついているのはなぜですか?

    安定した一定の電場を作るためです。


    ガラスやプラスティックの筒を外して測定できますか?

    当該セルのセル定数が変化し、測定値が変わりますので外さないでください。


    応答速度はどのくらいですか?

    基本的には瞬時応答を示しますが、温度換算による測定では温度変化がある場合、温度センサの応答の遅れが見かけ上の応答としてあらわれます。


    応答速度はどのくらいですか?

    基本的には瞬時応答を示しますが、温度換算による測定では温度変化がある場合、温度センサの応答の遅れが見かけ上の応答としてあらわれます。


    防水形(型式:9382-10D)の極板が3つあるのはなぜですか?

    ガラスの外側に回り込む電流を防ぐためで、電極をビーカーの底や壁面に設置したときに影響がでないようにするためです。具体的には真ん中の極板をコモン極として、このコモン極と上部の極板の値および、コモン極と下部の極板の間の抵抗を測定、合算して導電率を算出しています。


    温度センサはどの部分にありますか?

    ガラスボディのセルではセルの極板上部についています。


    温度センサは何を用いていますか?

    サーミスタを用いています。


    導電率セルのコード長は延長できますか?

    標準長(1m)のみ。ケーブル延長による静電容量および線抵抗の増加による誤差を防ぐためです。



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    電極ラインアップ

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    pH・COND・ION・ORP・DO

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    [大型連休にともなうお知らせ]
    2019年4月27日(土)より2019年5月6日(月)までの間は、大型連休にともないカスタマーサポートセンターの業務を休業させていただきます。あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。