1月4日 新年社長講話について
2021年1月 4日
当社代表取締役社長 足立正之の新年講話の概要を、以下の通りお知らせします。
逆風に打ち勝つオーナーシップマインドを
昨年は新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響により、これまで想像していなかった大きな変化の年となりました。このような状況下でHORIBAグループにおいては、テレワーク勤務など柔軟なリスクマネジメントの徹底や、堅調な半導体事業が他の事業を支えるマルチセグメント構造により、全体的なバランスがとれました。
一昨年からスタートした中長期経営計画「MLMAP※2023」は、この逆風においても揺るぎのないものだと考えています。2021年は新たなチャレンジを軌道に乗せ、計画の達成に向けてHORIBAを変革させる重要な一年となります。
「MLMAP2023」においては、重点施策としてメガトレンドをリードする3分野への注力を掲げています。
エネルギー/環境分野では、発電からモビリティまでエネルギーを「つくる・ためる・つかう」すべての分野をカバーする独自の強みを活かし、計測制御のソリューションをグローバルに提供していきます。また、本年1月より水素エネルギー関連のビジネスを総合的に手掛ける新プロジェクトも発足し、さらなる事業拡大に取り組みます。
材料/半導体分野では、情報産業におけるさらなる投資の加速に対応するため、半導体の研究開発から大量供給のデバイス生産向けの計測制御まで、幅広い価値を提供していきます。
バイオ/ヘルスケア分野では、当社グループの強みである検体検査を中心とした医療機器に加え、製薬のみならず食品業界までも視野に入れて電気化学・光・抗体技術など技術展開を強化します。
また、ハードやソフトの技術に加えて、サービス分野は新社屋も竣工し製品ライフサイクルマネジメントのビジネスモデルを展開し受託試験ビジネスも成長させます。
劇的に変化する世の中において、一人ひとりが自ら考え、行動するオーナーシップマインドを構築することが大切です。その力をあわせてスーパードリームチームとなって、困難に打ち勝ち、将来に向けた成長を実現しましょう。
※ MLMAP : Mid-Long Term Management Plan
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