Industry
液体デジタルマスフローメータ XF Series
概要
差圧方式の採用により、100msecの高速応答を実現した液体用マスフローメータです。
(ピエゾバルブと組み合わせた場合は0.8秒以内)
センサー部を加温していないため、溶存ガスの再放出(気泡)の影響を受けることなく、正確な流量計測が可能です。熱分解しやすい液体材料に対してもダメージを与えることがありません。
専用の気化器、キャリアガスの流量制御用マスフローコントローラの組合せにより、液体材料の気化(ガス化)システムを構築できます。
特長
- 圧力センサ方式の採用により、100msecの高速応答を実現。
(ピエゾバルブと組み合わせた場合は0.8秒以内) - 高速化により、流量が安定するまでの時間が短縮され、液体材料の使用量の低減に貢献します。
- ±0.8%F.S.の高精度を実現(当社従来製品比20%向上)
- ウルトラクリーン対応
- RoHS指令対応
製造会社: HORIBA STEC
測定原理
差圧測定方式
XF Seriesの流量計測(差圧式測定方式)は、フローリストリクタの前後に配置された圧力センサの圧力差を検出し、ハーゲン・ポワズイユの法則を用いて流量に換算しています。
センサ部に熱源がないため、溶存ガスの再放出(気泡)の影響を受けることなく、正確な流量計測が可能であり、熱分解しやすい材料にもダメージを与えることなく流量計測が可能です。また、従来品のLFシリーズを継承したスルーフローデザインにより、気泡が滞留しない構造です。
アクセサリ
マスフローコントローラ/メータ(MFC/MFM)やオートプレッシャーレギュレータ(UR)と各種専用制御・駆動機器をコネクターにより接続する専用の信号ケーブルです。