Industry
大気汚染監視用浮遊粒子状物質(SPM)濃度測定装置 APDA-370
概要
大気汚染監視用浮遊粒子状物質濃度測定装置APDA-370は、JIS B 7954「大気中の浮遊粒子状物質自動計測器」に規定されたβ線吸収方式に基づく装置です。長期安定性を確保する自己診断機能のほか、捕集効率の高いふっ素樹脂テープろ紙の対応も可能です。
特長
- 鋸歯状の途中経過出力機能付
- 線源は安全で、特別な取扱資格や届出は不要
線源は3.7×106Bq以下の安全な密封線源を採用しているため、特別な取扱資格や届出は不要。また、長寿命な14Cを使用しているため交換も不要です。 - データ回収が可能
コンパクトフラッシュ®カードに直接データを読み込み、データ回収が可能です(オプション)。 - リモート操作が可能
データインターフェースの充実、リモート操作が可能です(LAN接続端子、RS-232C)(オプション)。
製造会社: HORIBA
仕様
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
測定成分 | 大気中の10 μm以下の浮遊粒子状物質(SPM) | |
測定レンジ | 標準 | 0 〜 1000/5000 μg/m3 |
オプション | 0 〜 200/500/1000/5000/10000 μg/m3の間で最大5 レンジ(注) | |
繰返し性 | 200/500 μg/m3レンジ | ±20 μg/m3 |
1000/5000/10000 μg/m3レンジ | フルスケールの±2.0% | |
直線性(指示誤差) | 200/500 μg/m3レンジ | ±30 μg/m3 |
1000/5000/10000 μg/m3レンジ | フルスケールの±3.0% | |
ゼロドリフト | 200/500/1000/5000/10000 μg/m3レンジ | ±20 μg/m3/日 |
スパンドリフト | 200/500 μg/m3レンジ | ±30 μg/m3/日 |
1000/5000/10000 μg/m3レンジ | フルスケールの±3.0% | |
測定時間 | 1 時間 | |
試料採取流量 | 16.7 L/min | |
ポンプ | リニア駆動フリーピストン方式 別据置き | |
表示 | 日付、時刻、μg、流量など | |
アラーム | テープ異常、流量異常など | |
入出力 | 0 〜1 V | |
周囲温度・湿度 | 0 〜 40℃ 相対湿度 90%以下 結露なきこと | |
外形寸法 | 430 (W) × 483.5 (D) × 266 (H) mm(サイクロン含む) | |
質量 | 本体:約19 kg ポンプ:約5 kg |
注記:上記仕様は環境大気常時監視マニュアルおよびJIS に準拠しています。
測定レンジは、任意で選択可能で、選択したレンジの自動、手動(特定レンジの固定)モードの選択が可能です。