HORIBAグループは、社是「おもしろおかしく」のもと「HORIBA Corporate Philosophy(※)」を制定し、「事業」「顧客対応」「投資への責任」「ホリバリアン」の4項目にて企業価値向上のための基本姿勢を示しています。
HORIBA Corporate PhilosophyはHORIBAグループのサステナビリティ方針にもあたり、これに沿って事業を推進することで持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値向上をめざします。
※HORIBA Corporate Philosophy全文は、こちらに掲載しています。
企業の永続的成長には人財や技術をはじめとする非財務面の資産を大切にすることも必要です。HORIBAは「組織」「人財」「技術」「お客様」「ブランド」を見えない資産と位置づけ、この資産への投資を継続的に行っており、具体的には以下のCSRフレームワークに基づき日々の活動を推進しています。
5つの事業と事業を通じた価値創造サイクルについては統合報告書「HORIBA Report 2021-2022 [2021年12月期]」P29-30に記載しています。是非ご覧ください。
売上高や利益などの数値目標の達成をめざすと同時に、将来の収益を生み出す源泉であり企業の永続的成長に必要不可欠な人財や技術力を育成し、企業文化を大事にすることで、これらを包括するHORIBAブランドの価値を高めます。他の4つの見えない資産「組織」「人財」「技術」「お客様」に関わる様々な活動を継続することが、お客様のHORIBAに対する信頼(=ブランド)につながっていると考えています。
見えない資産を形作るために、経営の基幹と考える3つのアイテム「社是“おもしろおかしく”」「オープン&フェア」「オーナーシップ、チャレンジ精神」を中心にCSRフレームワークを作成し、HORIBAの様々な活動を整理して取り組んでいます。HORIBAではこれらをCSRの原点と考えています。
NO. | フレームワーク | 取り組み |
1 | Super Dream Team | 多様な事業ポートフォリオによるバランス経営 [PDF] |
中長期経営計画(MLMAP2023) | ||
人財への取り組み [PDF] | ||
2 | 独自性あふれる | 品質 |
HORIBAのはかる技術 [PDF] | ||
サービス体制 | ||
HORIBA Grating Technologies | ||
3 | 持続可能なサプライチェーン | 購買調達方針 |
グリーン調達 | ||
責任ある鉱物資源調達への対応 | ||
事業継続 | ||
4 | ガバナンスの構築とスリムで ソリッドな内部統制 | コーポレートガバナンス [PDF] |
内部統制 | ||
統合マネジメントシステム(安全、品質、衛生、環境、リスクマネジメント) | ||
役員一覧(経歴) [PDF] | ||
5 | 社内外のステークホルダー コミュニケーション | IRの活動方針 |
サプライヤーとの連携 | ||
多様な人財(コミュニケーション) | ||
ビジネス連携の推進 [PDF] | ||
マルチステークホルダー方針 [PDF] | ||
6 | 社会への参画と個人の成長 | HORIBAのダイバーシティ |
社内大学(HORIBA COLLEGE) | ||
兼業許可制度 | ||
業務改善活動(ブラックジャックプロジェクト) | ||
社会での活動 |
HORIBAのさまざまな動画をご覧いただけます。
HORIBAグループではサステナビリティの取り組みを推進するため、2021年10月にグループCSR推進員会を発展的に解消し、サステナビリティ委員会を発足しました。同委員会は取締役を委員長とし、関係する各部門長を委員に任命しています。また、同委員会で議論された内容は委員長から定期的に取締役会に報告されます。HORIBAグループにおけるサステナビリティの取組みは事業を通じて行うことが基本的な考えですが、気候変動への対応をはじめ、社会全体から期待される役割に対し具体的に応えるための検討を、同委員会を中心に実施します。
また、サステナビリティ委員会の下部組織として、実務者による組織横断的な協議、情報交換の場であるESGワークショップを設置しています。サステナビリティ委員会によるトップダウンアプローチ、ESGワークショップのボトムアップアプローチと双方向からのアプローチで、HORIBAグループは全方位的にサステナビリティに対応しています。
●HORIBAのサステナビリティ対応体系図