人は体調がよくないときに体温をはかります。これは、病気や感染など体の中でおこっていることを、温度という指標が端的に教えてくれるからです。
これと同じように、機器の稼動状態や生産プロセスの状態なども、温度をはかることによってわかります。また、あらゆる物質は温度によってその状態や性質をかえるため、物質の温度を測ることは非常に重要です。

このように、温度計測は最も身近で重要な計測項目の一つであると言えます。
温度の測定方法は様々な種類がありますが、物体の表面から放射している赤外線を検出して温度を測定している非接触式の放射温度計は、「測定物に触れること無く測定できる」「移動や回転など測定物の状態を選ばない」「応答速度が速い」等の理由から、手軽にはかれるものとして、様々な分野で活躍しています。



分野別の具体例とメリット

  • 電機・電子・・・電子部品などの小さいものも、スポットタイプで測定できます
  • 自動車・・・タイヤなど、回転しているものも測定できます
  • 食品・・・サンプルに触れることなく、衛生的に測定できます
  • ゴム・樹脂・・・液状の材料や成形後の固体など、サンプルの状態を選びません
  • 設備保全・・・非接触測定のため、電気設備でも感電の心配がありません
  • 建築・土木・・・アスファルト舗装時など、重機の運転台で温度を確認しながら作業ができます

「赤外線のHORIBA」だからできた、高精度温度計測テクノロジー。

HORIBAの放射温度計は、独自開発の新型サーモパイルセンサをはじめ、多様な独自技術を一台に集約。他にはない、業界最高精度の温度測定を実現しています。
多様な分野で赤外線センサを活用した高精度分析計を提供してきたHORIBAならではの実績とノウハウで、業界最高精度の温度計を提供します。

製品ラインアップ

ハンディタイプ[非接触]放射温度計 IT-545シリーズ

ハンディタイプ
[非接触] 放射温度計
IT-545
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▶業界最高水準の高精度(±1°C)
▶測定再現性±0.3°Cを実現
▶少ない温度ドリフト

主な用途

●電子基板の発熱温度測定
●食品などの温度管理

設置タイプ[非接触]温度センサ IT-230シリーズ

設置タイプ
[非接触] 放射温度計
IT-230
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▶測定再現性±0.2°C
▶電圧出力0~1V
▶警報出力付

主な用途

●食品製造ライン
●耐久検査など部品検査
●熱処理工程

組込みタイプ[非接触] 放射温度計IT-450シリーズ

組込みタイプ
[非接触] 放射温度計
IT-450
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▶小型
▶ワイドな測定レンジ
▶電流出力4〜20mA

主な用途

●食品製造ライン
●耐久検査など部品検査
●熱処理工程

装置搭載型[非接触] 放射温度計IT-470F-H

装置搭載型
[非接触] 放射温度計
IT-470F-H
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▶高い絶対精度(±0.4°C)と再現性(±0.2°C)

主な用途

●半導体・FPD製造分野

※ただし一定条件下で使用した場合

IT-545シリーズのご紹介

高精度温度計測テクノロジー

最適波長だけを、センシティブに選択する

光学フィルタ

長年の実績がある自社開発の光学フィルタにより、赤外線の最適な波長域を選択し、センサへの透過率を高めることでより正確な温度測定を実現しました。

優れた黒体炉による校正で正確な温度測定を実現

精密黒体炉

独自開発の温度均一性に優れた熱源(黒体炉)により校正しているため高い測定精度を実現しました。

※黒体炉:校正用の基準熱源

[新型]環境温度に左右されず温度を安定計測 【特許出願済】

サーモパイルセンサ

環境温度変化に強い独自構造を採用しているため、測定値の安定に優れ、環境温度の急激な変化に伴う測定値のドリフトを大幅に低減しました。

開発者が語る“こだわり”