放射温度計 IT-545シリーズ(NH. N. S)

概要

ポイントマーカで測定箇所がわかる、非接触ハンディタイプの放射温度計です。業界最高水準の高精度温度計でありながら、手軽に持ち運べて、手軽にはかることができます。変電設備の異常発熱チェックなど高温で危険な場所や、食品の保冷温度チェック等の衛生的に素早く測定する場合など、離れた場所から正確に効 率的な温度測定が可能です。特に、温度測定値の信頼度が重要な理化学研究、生化学研究等の最新の注意を必要とする研究現場や、温度測定値の正しさを求められる種々の検査用途で、安心してお使いいただけます。
 ※2019年当社調べ

特長

  • 業界最高水準の高精度※、高再現性
    当社が長年培った独自の赤外線検出技術を駆使し、ハンディ温度計として業界最高水準の高精度※(±1.0℃*)と再現性(±0.3℃)を実現。-50℃〜1000℃のワイドな範囲を瞬時(0.8秒以内)に高精度(±1.0℃)測定。しかも、測定再現性は±0.3℃を実現。
  • ワイドな温度範囲を瞬時に測定
    赤外線を検出する非接触タイプだから、わずか0.8秒以内(表示更新時間0.4秒)で、-50~500℃(IT-545N/S)または1000℃(IT-545NH)のワイドな範囲を測定。
  • 測定をサポートする便利な機能
    ・“測定値ホールド機能”
     測定値を15秒間ホールドし、測定値の確認・記録をサポート。
    ・“上下限警報機能”
     あらかじめ警報値の上下限を設定することで、測定値が上下限設定値を越えると警報が鳴り、マーカが点滅して知らせます。
    ・“オートパワーオフ” ”バッテリーアラーム”
     操作しない状態が15秒続くと自動的に電源OFFとなり、バッテリーの消耗を防ぎます。
     また、バッテリーが消耗すると残量マークが点滅して電池交換のタイミングを知らせます。

   

IT-545シリーズのご紹介

用途例

<手軽に測る用途>

  • 電源設備の保守メンテナンスに
  • 実験室での各種試験の際の温度測定に
  • ICの表面温度や微小面の温度測定に
  • 食品の調理温度や保存温度測定に
  • 食材の入出庫時の温度管理に

 

<高精度・再現性を求める用途>

  • 理化学研究、生化学研究における微小な発熱、吸熱測定に
  • 露光時のFPD用大面積フォトマスクやガラス基板の温度分布管理に
  • 精密機械部品の熱膨張を考慮した精密寸法測定に

 

<測定値の信頼度を求める用途>

    • 温度の安全確認等で確実な安全判断に利用する場合
    • 温度を検査し、測定結果の記録をエビデンスとして残す必要がある場合に

製造会社: HORIBA

仕様

型式

 IT-545NH  

 IT-545N  

 IT-545S

測定波長

8~14μm

測定温度範囲

-50~1000℃

      -50~500℃

表示分解能

0.1℃: 0.0~199.9℃
1℃: 上記以外

測定精度※
-50~-0℃
0.0~199.9℃
200~500℃
501~1000℃


±(読み取り値の絶対値の5%+1.5)℃ 
±1.0℃以内                
±(読み取り値の0.5%+0.5)℃  
±(読み取り値の0.5%+0.5)℃[NHのみ]

再現性
-50~-0℃
0.0~199.9℃
200~500℃
501~1000℃


±1℃
±0.3℃
±1℃ 
±1℃ [NHのみ]  

応答時間

0.8 sec以内(95%応答)

測定視野

φ40/500mm

φ2.5/30mm

照準

ツインレーザマーカ(クラス2)

LEDスポットマーカ

使用温湿度範囲

温度0~50℃ 相対湿度35~85%(結露しないこと)

外形寸法/質量

40(W)×170(L)×36(H)mm/約140g(電池含む)

※周囲温度18~28℃、相対湿度55%、放射率(ε)=1.00