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レーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置(粒度分布) LA-960V2シリーズ
概要
世界に届ける粒子計測(粒度分布測定)の性能と品質
世界で最高クラスの品質、精度、信頼を得たレーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置 Partica(パーティカ)シリーズ。Particaの実力を最大限に継承、かつ粒度分布サブミクロン領域の測定性能を革新し、測定レンジのみならず実用性、実性能でユーザニーズに応えるモノづくりにこだわりました。世界で認められた京都ブランドの誇り、世界最高水準機として Partica LA-960V2。 HORIBAから誕生です。
Particaは、微粒子サイズ計測で最も優れた性能を発揮します。
0.01μm(10nm)~5000μm(5.0mm) 業界最大値幅*のダイナミック測定レンジ
HORIBAが長年培った光学設計技術を踏襲し、理論に従った演算シミュレーションノウハウと実試料の測定結果解析を蓄積し、光散乱現象から最適化されたアルゴリズムによる演算手法を開発しました。ナノレンジの測定も精度と感度を改良し、Particaは平均径20nmの標準粒子測定(粒度分布測定)の実力を備えました。
*当社調べ(2013年6月現在)
最小平均径20nmの標準粒子の測定を実現
Particaの信頼性は出荷時の全数検査で確証されています。
- 標準粒子による±0.6%精度保証
- ISO13320規格準拠
- トレーサビリティサポート
特にニーズの高いサブミクロンからナノレンジの測定に関し、HORIBAは信頼性の高い粒子径とその分布幅を算出します。世界で初めて試みた粒子計測(粒度分布)業界初の精度保証をより強化しています。機差を極力抑えるための工夫として、分布幅(最小~最大粒子が約10倍程度)をもつNISTトレーサブルな計測機器を用いて製造された標準粒子を用いて一台一台確実に出荷検査を行っています。装置の異常を検知する目的だけではなく、そのパフォーマンスを実際の測定対象に近い条件で厳しい検査を行っています。
特長
▶ ここが違う!レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2
進化し続けるソフトウェア
- ひと目で分かりやすいボタン配置。操作性、機能性を向上。
- メソッド・エキスパート機能による粒径分布(粒度分布)最適測定条件の選定や考察が行え、ユーザによる自動測定の自由設計が可能。
- 旧モデルとのデータ相関ソフトウェア完備。
Particaのアプリケーションを意識したこだわり
Particaは、ユーザのニーズを採用したオプションアクセサリオペレーションストレスを解消しました。
- 高濃度試料の粒径分布(粒度分布)測定に最適なペーストセル
- 有機溶媒を使って分散し測定 する場合の保護ツール
- 分析装置の 設置スペースの制約を解消
Particaは、分析部と循環系を一体型させたコンパクト設計です。粒径分布(粒度分布)測定作業の効率化、省スペースに貢献します。
カタログ
製造会社: HORIBA
仕様
測定原理 | Mie散乱理論 |
---|---|
測定粒子径範囲 | 0.01~5000μm |
測定時間 | 60秒(分散媒注入から循環系洗浄および粒子径分布結果表示まで) |
測定方式 | フローセル測定、バッチ式セル測定(バッチ式セル/セルホルダが必要) |
測定必要サンプル量 | 約10mg~5g(フローセル測定時:ただしサンプルにより異なる) |
分散媒 | 約180mL(フローセル使用時)、約5、10、15mL(バッチセル使用時) |
通信 | USB2.0(装置本体~PC間) |
光学系 | 光源:半導体レーザ(650nm)、5mW、LED(405nm)、3mW |
循環系 | 分散:超音波プローブ 30W |
使用温度・湿度 | 15℃~35℃、85%RH以下(ただし結露しないこと) |
電源 | AC 100-240V 50/60Hz、300VA |
外形寸法 | 705 (W) × 565 (D) × 500 (H) mm |
質量(測定部) | 56kg |
データ処理・操作部 |
|
※Windowsは米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
Model | LA- | LA- | LA- | LA- | LA- | |
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光学系 | 標準 | ● | ● | ● | ● | ● |
水タイプ | 標準循環 | - | ● | - | - | - |
水道直結注入 | - | - | - | ● | - | |
大容量循環 | - | - | - | - | ● | |
有機溶媒タイプ | 標準循環 | - | - | ● | - | - |
カタログ
アプリケーション
アクセサリ
高濃度セルユニット | ||
原液(希釈なし)または原液に近い状態で測定できます。さまざまな試料濃度での測定も可能です。 | ||
■ 極力希釈せずに測定したいインク・塗料・顔料・エマルション |
ペーストセルユニット | ||
原液(希釈なし)または高粘度溶媒に分散させた試料を測定できます。 | ||
■ 高粘度試料やポリマーに分散させた微粒子 |
画像解析セルユニット(本体内蔵型) | ||
装置に内蔵、測定中の粒子の状態を簡単操作で観察できます(9~1000μm)。 | ||
■ フロー測定の流路を観察 ■ 少量の粗大粒子、凝集粒子の存在確認 ■ 形状確認と解析 ■ 泡の混入の有無の確認 |
乾式測定ユニット | ||
粉末状態のまま測定できます。自由落下での非分散測定、圧縮空気を用いた強制分散測定の両方に対応しています。 | ||
■ 水に溶けやすい食品原料、医薬品、粉洗剤、染髪料など |
● 低付着シューター | |
表面に電解メッキ(ニッケルフッ素樹脂コーティング)を実施。ステンレス製では試料が付着してしまうなど、振動で供給しにくい試料向けのシューターです。 | |
● 吸引サンプラー | |
試料を直接吸引するためのサンプラーです。微量試料を測定する場合に使用します。サンプリングテーブルが付属しています。 |
バッチ式セルユニット | ||
超微量試料や、測定後に試料を全量回収したい場合など、溶媒を最小限に節約。最少容量5 mLから測定できます。 | ||
■ 測定後に全量回収が必要な希少試料、貴金属や医薬品 |
ミニフロー・小容量循環システム | ||
試料の分散媒量35 mLでのフロー式測定が可能。分散媒に有機溶媒を用いる際にお薦めです。超音波プローブや、分散媒の自動注入ポンプも標準装備。[測定レンジ] 0.01〜1000 μm、有機溶媒対応 | ||
■ 顔料や塗料材料、文房具用インクなど、有機溶媒に分散させた試料 |
温調セルユニット | ||
実際の環境と同じ条件で測定できる、温調機能を実現。 | ||
■ バイオサンプルの温調測定 |
スプレーユニット | ||
気相中の液体や固体粒子の大きさを測定できます。 | ||
■ スプレーノズルや効率の研究・開発 |
オートサンプラ(スラリー状試料用) | ||
スラリー状の液体試料も、攪拌した上で自動サンプリングできます。 | ||
オートサンプラ(乾燥試料用) | ||
取り外し可能な試料カップを24個搭載した、回転テーブル式の自動サンプリングシステム。 | ||