粒子径分布測定装置に関する発明が令和2年度近畿地方発明表彰「京都発明協会会長賞」を受賞
2020年11月19日
当社の粒子径分布測定装置に関する発明「粒度分布測定装置(特許第6189985号)」が、公益社団法人発明協会が主催する令和2年度 近畿地方発明表彰において「京都発明協会会長賞」を受賞しました。
受賞対象は、粒子径分布を精度よく迅速に測定するレーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置に関する技術です。
受賞内容
レーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置は、粒子径に応じて変化する散乱光の強度パターンを検出することで粒子径分布を測定する装置です。測定には屈折率などの測定条件パラメータを適切に設定する必要がありますが、未知試料の場合には試行錯誤的にパラメータを変更しその都度評価する必要がありました。本発明では、パラメータの値の候補を複数設定し、各パラメータに対する評価グラフと測定結果グラフを同一画面上に表示することにより、最適で容易なパラメータ評価の実現が可能になりました。本技術は、粒子径分布測定装置・Partica(パーティカ)シリーズの「メソッド・エキスパート」として搭載されており、5つの屈折率に対する測定結果グラフと評価結果グラフを表示しています。
本発明により、適切な屈折率の値を可視的に判断し、測定条件の設定にかかる時間を大幅に削減することが可能となり、簡易かつ迅速な測定条件の評価の実現に貢献しています。
受賞した技術を用いた製品「粒子径分布測定装置・Partica (LA-960V2)」
近畿地方発明表彰について
公益社団法人発明協会が主催する地方発明表彰は、各地方における発明の奨励および育成、科学技術の向上と地域産業の振興を目的として大正10年に始まりました。以来、優れた発明、考案又は意匠を生み出した技術者・研究開発者の功績を称え顕彰することにより、今日の科学技術の発展に寄与しています。
受賞概要
受賞者:菅澤央昌
受賞技術名:粒度分布測定装置
登録番号:特許第6189985号
関連情報
製品詳細:レーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置
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