東レリサーチセンターとDSC-Raman分光法を共同開発

2019年3月12日


株式会社東レリサーチセンター(所在地:東京都中央区日本橋本町一丁目1番1号、社長:川村邦昭 以下、東レリサーチセンター)と当社は、示差走査熱量測定(DSC)とラマン分光測定*1が可能な新規手法であるDSC-Raman分光法を共同で開発しました。
示差走査型熱量測定は、試料を加熱した際の熱の出入りを調べることでガラス転移や融解・結晶化等の相転移、吸熱反応、発熱反応など、温度特性についての情報を得る分析手法です。
DSCとRamanの統合は当社が開発を行い、東レリサーチセンターが偏光測定機能を追加、アプリケーションを開発しました。これにより、例えば温度変化に伴う樹脂中の配向特性変化をラマンで追跡することが可能となりました。

本手法は例えば医薬品錠剤の分析にも有効であると考えられ、従来の顕微ラマンでは困難であった錠剤原薬の加熱・昇温による結晶変化の分析などに適用することが期待されます。

詳細は、以下のページをご参照ください。
東レリサーチセンター プレスリリース


*1: ラマン分光法とは、ラマン散乱光を用いて物質の評価を行う分光法
参考:HORIBA WEBサイト