吸収分光法

吸収分光法はサンプルの中を通る光がどれだけ吸収されたかを調べることで濃度を検出する方法です。
まず光源からの光を測定したいサンプルが入ったセルに照射します。サンプルを通過した光はミラーで反射され回折格子という光学部品に導かれます。回折格子は入射した光を紫外線や近赤外線などの波長ごとに分解し、別の角度に反射する特性を持っています。分解された各波長の光はそれぞれの検出器に入ることで、波長ごとにどれだけサンプルに吸収されたかを検知します。
サンプルの濃度を知るためには、事前に既知の濃度のサンプルを作成し測定を行います。様々な既知濃度のサンプルの測定を行い、それぞれの濃度でどの波長の光がどれだけ吸収されるかのデータを集めます。集めたデータを解析し、サンプルの濃度と光の吸収の関係を表わす検量線を作成します。
実際にサンプルを測定する際は、そのサンプルの光の吸収をこの検量線を使って濃度に変換しサンプル濃度が検知できるようになります。

代表製品

CS-1000
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薬液モニタリングシステム

CS-900
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非接触型薬液濃度モニター

CS-630FD
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光ファイバ式薬液濃度モニタ

CS-620F
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CS-600F
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光ファイバ式薬液濃度モニター

CS-100F1シリーズ
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光ファイバ式薬液濃度モニター

CS-700
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薬液濃度モニター

CS-100シリーズ
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薬液濃度モニター

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