常に「やりがい」をもって仕事に取り組むことで、人生の一番良い時期を過ごす「会社での日常」を自らの力で「おもしろおかしい」ものにして、健全で実り多い人生にして欲しいという前向きな願いが込められています。そのために会社は「おもしろおかしく」働ける舞台を提供します。そこで従業員が「おもしろおかしく」仕事をすれば、発想力や想像力が増すとともに、効率も上がり企業価値が高まります。その結果、お客様、オーナー(株主)、サプライヤー、そして社会とWIN-WINの関係を構築できます。
「おもしろおかしく」を従業員が自己実現していくために、HORIBAでは以下の「5つの“おもい”」を強く持ち、実践していくことを掲げています。
HORIBAは2005年度に創業60周年という節目の年を迎えるとともに、売上高1,000億円を達成しました。また、M&Aや事業拠点の設立により、この数年間で世界のさまざまな地域で活躍する従業員の数も飛躍的に増加しました。企業規模が大きくなり、グローバルに事業展開を行うということは、HORIBAの企業文化を守り育むために、いままで以上の努力が必要であることを意味します。そこで、従業員が「HORIBAブランド」を再確認し、それを共有・伝達するための原点を伝える「バイブル」とも言うべきHORIBA Brand Bookを2007年1月26日に発刊、全世界約4,700名の全従業員に配布しました。
HORIBAのフィロソフィーをすべての社員と共有し、次世代に継承していくために、 “HORIBA Philosophy Project” をグローバルに推進しています。
2017年はアジア、2018年は欧州の各グループ会社で、HORIBAフィロソフィーワークショップを開催しました。
HORIBAグループのこれまでの歩みや社是「おもしろおかしく “Joy & Fun”」制定の経緯やそれに込められたおもいを共有し、HORIBAのフィロソフィーについてディスカッションする時間を通じてHORIBAの企業文化や社風を体感する場として、今後も継続していきます。
HORIBAは、「従業員の意識と行動の変革」を目的として1997年にブラックジャックプロジェクトを開始しました。業務効率の改善やコスト削減に加え、人財育成や組織力強化などのテーマが多く、2020年は1,476のプロジェクトテーマが登録されました。
従業員自らが組織改革に取り組むこの活動は今年で24年目を迎え、HORIBAの企業文化のひとつとなっています。
毎年、各国の代表テーマから最優秀賞を決めるワールドカップを開催し、経営陣に対しおもいを披露できるコミュニケーションの場にもなっています。グローバルでのHORIBAの企業文化・経験・知識の共有にブラックジャックプロジェクトは大切な役割を担っており、Super Dream Team実現のための重要な活動のひとつです。
BlackJack Award World Cup 受賞者
2020年活動テーマ内訳(例:堀場製作所)