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NDIRとは


非分散型赤外線吸収法(NDIR法)


非分散型赤外線吸収法は、赤外光源から放射された赤外光が、ガス分子により吸収される現象を利用しています。
IR-400 Seriesは、測定対象ガスの吸収をもつサンプル出力と、吸収をもたないリファレンス出力を比較しガス濃度に変換しています。このダブルビーム方式の採用により、長期的に安定した測定が可能となります。HORIBAはこのガス分析手法で、化合物半導体、自動車、理化学機器、環境計測機器等幅広い分野で優れた実績を有し、そのノウハウをIR-400 Seriesに応用しています。

光学系は、光源、ガスセル、ダブルビーム方式検出器により構成されています。
ダブルビーム方式NDIR法は40年以上の実績を持つ安定した測定方式です。

赤外線ガス分析計の種類


NDIR(非分散赤外吸収法)

  • Non Dispersive Infraredの略
  • 光学フィルタにより波長を選択して測定
  • センサー1個につき1-3成分測定
  • 構成が簡単で、小型化に適している

FTIR(フーリエ変換赤外分光法)

  • Fourier Transform Infraredの略
  • 干渉分光により全波長のスペクトルを測定
  • 構成は複雑で装置が大きい
  • 多成分混合ガスの測定に適している