PI-200-L
ラボ用プロセスラマン分析装置
PI-200-Lは、複数の成分を含む液体試料中の対象成分および濃度を、ラマン分光法で迅速に測定・分析する卓上型のラボ用ラマン分析装置です。
試料のラマンスペクトルを取得し、ケモメトリクスによるラマンスペクトルと成分濃度などの関係を定量する分析用モデルを用いて、目的成分の濃度を定量します。日常的なサンプル分析に加え、分析法の開発、品質管理、オンラインプロセス用ラマン分析装置向けのモデル作成に活用できます。
低濃度成分のラマン測定に適した光ファイバープローブを接続できるほか、オプションのオートサンプラーにも対応しています。試料交換や分析操作を自動化することで、複数試料の連続測定や定常的な品質保証試験の効率化を支援します。
ラボで作成・改良したモデルは、対応するオンラインプロセス用ラマン分析装置(PI-200-Iなど)に移行して活用できます。ラボでの分析法・モデル開発から、生産ラインでのプロセスモニタリングまで、一貫した分析ワークフローの構築を支援します。
【アプリケーション例】
- ガソリンブレンディング工程における組成の計測
- ラボスケールでの分析法開発
- オンラインプロセス用ラマン分析装置向けのモデル開発
- 品質管理・品質保証における定常的なサンプル試験
オートサンプラーによる連続測定
PI-200-Lは、オプションのオートサンプラーに対応しています。
- 42ロットの液体用オートサンプラー
- 6ロットのLPG※1用オートサンプラー
オートサンプラーと連携することで、複数試料の測定を自動化できます。試料交換などの手作業を削減し、日常的なサンプル分析や品質保証試験のスループット向上を支援します。
※1LPG:Liquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)

モデルの開発とオンライン装置への移行
PI-200-Lでは、ラボでケモメトリクスモデルを作成・評価・改良できます。作成したモデルは、対応するオンラインプロセス用ラマン分析装置(PI-200-Iなど)への移行して活用できます。これにより、ラボでの分析法開発から生産ラインでのプロセスモニタリングまで、同じ分析方針に基づいた運用を検討できます。
※モデルの適用可否や追加調整の必要性は、試料条件、測定条件、装置構成などによって異なります。