導入施設の紹介

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愛知県
茶屋ヶ坂動物病院

院長 金本 勇先生

使用機器: 動物用自動血球計数装置 Microsemi LC-662 他

頻回にCBC測定をする場合、患者さんに負担がかからないよう微量で測定できることが重要です。

Q1
年間でCBC検査は何件行いますか?
A1
1年間で約9,000件です。入院している患者には必ず行いますし、外来でも血液検査をする場合は必ずCBC検査を行っています。
Q2
貴院は年間約25回と多くの心臓外科手術を行っておられると伺いましたが、その際にはどういった術前検査を行っていますか?
A2
貧血があってはいけないので、CBC検査は必ず行います。また、スクリーニングとして肝機能、腎機能、凝固系の検査も行います。
Q3
院内検査が充実していますが、どのようなところを重視して院内検査を取り入れていますか?
A3
外注検査を依頼すれば、どうしても検査結果がわかるまでに時間がかかってしまいます。 検査結果が送られてくる前に、対処が必要な場合もあります。迅速な診断、治療を行えるように院内検査を充実させています。
Q4
1回の採血量はどれくらいでしょうか?
A4
生化学検査で血漿が0.5cc必要なため、最低1cc、余裕を持った採血の場合は1.5cc採血しています。 CBC検査で使用する血液量が少なければ、生化学検査、凝固系検査にまわす血液量が増えますし、最初の採血量も少なくてすみます。そのため、CBC検査が微量で行えることは非常に助かります。

検査室の様子

Q5
手術中にもCBC測定は行いますか?
A5
当院では心臓外科手術の際に人工心肺を装着した手術を行います。そのときには必ずCBC測定を行います。ポンプが回る前、回っている最中、回った後についても測定します。術前にも測定していますが、ポンプが回る前までに点滴などの色々な影響をうけて、計算している希釈率に差が生じている場合があります。そのため、ポンプが回る前にもCBCを測定し、修正する必要があるかどうか確認することで、万全の体勢で手術に臨んでいます。しかし、手術を受ける患者から採血を何度も行うのは、患者に負担がかかります。測定に使用する血液が微量であればあるほど、患者の負担を軽くすることができるので助かります。また、すぐに状況を判断するためにも、装置が扱いやすく、迅速に結果が出ることも重要となります。

「茶屋ヶ坂動物病院の皆様とDr.Brockman D先生(イギリス・ロンドン大学ロイヤル獣医学部・外科教授)~開心手術を見学に来られた時の1枚~」

Q6
術後のケアはどなたが行っていますか?
A6
心臓の手術をするためには、多くの獣医師が必要です。当院では獣医師6名、看護師1名の計7名総出で手術を行います。そのため、術後のケアも交代で獣医師が行っています。治療をする先生と術後をケアする先生が同じ獣医師のため、異変も見逃しませんし、すぐに処置を行うことができます。
施設インフォメーション
編集後記

動物看護師の方より獣医師のほうが多い茶屋ヶ坂動物病院。人工心肺装置を利用する手術を積極的にされており、術後のケアにも力を入れて行われているからこそ、そういったスタッフ体制で臨んでいるのだと感じました。

(2013年1月取材)

※掲載している情報は取材時点のもので、現在とは異なる場合がございます。

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