前単球

• 大きさ : 大型、20 µm
• N/C比= 低、0.4
• 細胞質
  • 広さ : 広い
  • 好塩基性 : 少し強い
  • 顆粒の数 : まれ
  • 顆粒の色 : 赤色＝アズール
  • 膜 : 異常なし
• 核
  • 位置 : 中央
  • クロマチン : 繊細
  • 核小体 : 無
  • 膜 : 異常なし
• 基準値 : 血液中にみられない
• 細胞学的・臨床病理学的所見

  核小体のない繊細なクロマチンの大型の細胞、時々灰色の細胞質に空胞がみられる。
  単芽球と成熟単球の中間細胞
  
  WHO分類(2016)では急性骨髄性白血病を遺伝子異常を伴う白血病と分化段階で定義される白血病とに分類され、急性単球性白血病は後者に分類される。
  
  WHO分類(2016)で慢性骨髄単球性白血病は、骨髄増殖性腫瘍の一つとして分類される。

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