導入施設の紹介

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東京都
ゼファー動物病院

院長 上條 圭司先生

オーナー様と「一緒に治療を行う」信頼の医療

使用機器: グルコース分析装置

1年に1回のフィラリア抗原検査。せっかくの機会だから、健康診断で病気を早期に発見してあげたい。

Q1
今年もフィラリア検査と狂犬病予防注射の時期がやってきました。フィラリア検査では必ず採血が必要なのですね。
A1
全頭採血します。せっかく採血するのでその検体で、当院では8歳以上のイヌは健康診断の検査を同時に実施しています。高齢になると様々な不調が起こりますので、スクリーニングによって病気を早期に見つけてあげることができます。特に追加の費用をいただきませんので、飼い主様に大変喜ばれています。
Q2
どのような項目をチェックしているのでしょうか。
A2
原則として8歳以上のイヌのフィラリア抗原検査以外の測定項目としては、グルコース・BUN・CBC・TPを測定しています。また、飼い主様と相談をしながら他の生化学検査も追加しています。いずれにしても、フィラリア抗原検査のために採血した残りの検体を使って、迅速に院内測定できることが重要です。
Q3
院内検査方法にはどのようなことが求められますか?
A3
フィラリア抗原検査の費用内で実施しておりますので、コストが抑えられる測定方法が必要です。また、1日に20~30検体をフィラリア抗原検査と合わせて実施しますので、短時間で誰にでも測定できることも重要です。
Q4
健康診断で病気が見つかることもありますか?
A4
糖尿病、貧血、腎不全などが見つかることがあります。定期的に血液検査を行い数値の変動を経過観察することで病気の早期発見にもつながります。また、年に1回の定期検査を実施しますと飼い主様にも安心していただけると思います。毎年行うフィラリア抗原検査の際の健康診断はいい機会だと考えております。
Q5
健康診断以外で、血糖値を単体で測定するのはどのような場合でしょうか。
A5
糖尿病で入院した場合は、1~2時間おきの測定を血糖値が安定するまで1日がかりで行うこともあります。その後、インスリン量を決定するまで数日間の血糖モニタリングが必要となります。また、ネコの場合は血糖が変動しやすく、採血などで興奮すると一時的に血糖値が上がることがあります。そういった場合、落ち着いてから再度採血を行い、血糖だけを測定して単発的な高血糖なのか糖尿病の可能性があるかを尿検査の結果と併せて総合的に判断します。
Q6
その場合、グルコース分析装置にはどのようなことが求められますか?
A6
通常は血糖値30~300mg/dl程度が測定できれば良いのですが、糖尿病の場合、500~600mg/dlと高血糖を示すこともあります。また、糖尿病のネコは血糖値が短時間で上昇しやすく、10~1000mg/dlまで正確に測定できるのが理想的です。
また特にネコの場合、採血を嫌がり、血液量の確保が難しいこともよくあります。少ない血液で検査をするためには、全血で測定できるとスクリーニングに役立ちます。

待合室

施設インフォメーション
編集後記

日々の健康管理から腫瘍科・循環器科・皮膚科・リハビリテーションなどの専門診療など、患者様にとってあらゆる病気に対して安心を与えてくれる病院です。また、夜間診療対応をされておりますので、いざ困った時でも行きつけの病院で診療してもらうことができます。コミュニケーションを大事にされている温かさあふれる病院でした。

(2011年8月取材)

※掲載している情報は取材時点のもので、現在とは異なる場合がございます。

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