データ取り込みソフトウェア
GATELINK
動物病院様向けに検査結果をPC端末に取込み可能です。プリントアウトも可能。 ※オプション機能です。
岐阜県
使用機器:グルコース分析装置
生化学測定装置 他
重要なのは4点で、起動時間が短いこと、測定時間が短いこと、微量で測定できること、操作が簡便なことです。簡便というのは、検体の準備(前処理)を含めて、人の手がかからず使用できるという意味です。緊急のときに、遠心分離や、希釈、試薬を入れて反応させるなどの余裕はありません。必要な情報をすぐに読み取れる迅速さが求められます。
特に子猫やフェレットは、体が小さいため、採血量も限られます。採血量が少なくなると、負担が軽くなるので、全血微量で測定できることが重要です。
また、夜間救急では血液検査が0件のときもあります。そのような場合でも、起動に時間がかかる装置は、診療時間前に使える状態にしておかなければなりません。必要なときに、すぐに起動し、すぐに測定できれば、毎回の準備がないため、ランニングコストも抑えられます。
忙しいときには獣医師も行いますが、基本的には、動物看護師が装置を扱っています。当院に協力してもらっている動物看護師は、3年以上の実務経験があります。そのため、一般的な動物病院で使用されている装置は、ほとんど扱えます。ただ、非常勤の動物看護師で、勤務先では使っていない装置もあります。その場合は、夜間救急動物病院のスタッフが使い方を教え、覚えてもらいます。そのため、使い方が簡単で、扱いやすい必要があります。
子犬、子猫で低血糖の疑いがあるときや、尿糖が出ているような糖尿病治療中の患者が来たときなどには、採血し、血液検査をします。
採血した場合には必ず測定します。グルコースを除いて血液検査をするケースはまずないです。一般的な血液検査をする場合、項目として腎パネル、肝パネル、蛋白(T-pro)、血糖値は必ず測定します。
それ以外の血液検査に関しては、症例に応じてカルシウムやアンモニアなどを獣医師が判断し、追加していきます。
より簡便で、測定時間、起動時間ともに短いことです。特に血糖値は、生化学検査の項目の中で、唯一といっていいほど頻回に測定する項目です。
簡便で、起動時間、測定時間が短ければ、すばやく診断をくだし、治療に取り掛かることができます。
病院名 | 岐阜県獣医師会 夜間救急動物病院 |
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住所 | 岐阜市西川手6丁目41番地 |
TEL | 058-242-9915 |
診察時間 | 午後9時から翌朝1時まで 年中無休 |
ウェブサイト | http://www.gifuyakan.jp/ |
製造販売承認番号 :
農林水産省指令23動薬第3545号
ハンディサイズで検査室レベルの血中グルコース測定精度を実現。
(2011年11月取材)
※掲載している情報は取材時点のもので、現在とは異なる場合がございます。