産婦人科における外部委託から院内検査へ

大阪府

ちはるクリニック

院長 金森 千春先生

日本産科婦人科学会認定専門医・日本抗加齢医学会認定専門医

使用機器:自動血球計数CRP測定装置 LC-767CRP
測定項目:CBC、CRP

当院では患者様の負担を軽減する為に可能な限り日帰り手術を考えています。検査結果を早く知る事ができるのは、手術が 可能かどうかおよび治療法を決定する際に非常に助かっています。

1日に何人くらい診察されますか?


1日に 80~90人の患者様を診察しています。1日に1~6人の患者様を手術しています。

1日のCBCとCRPの検体数はどのくらいですか?


1日に3~10人、平均では1日に5人の患者様に検査しています。

どのようなときに、CBCとCRPの検査をしますか?


外陰部腫瘍、中絶、子宮内黄体ホルモン放出システムなどの治療前には、貧血の確認が必要となるので、CBCを検査しています。虫垂炎、骨盤内炎症症候群(PID)、感染性粉瘤を疑った場合には、重症度判定のためCBCとCRPを検査しています。

検査を外注から院内検査に切り替えて良かった事は何ですか?


機器を購入するまでは、血液検査は当院から車で10分程の検査センターに外注していました。検査センターまで比較的近くても、検査結果が報告されるまで、どんなに早くても1時間かかっていました。当院では患者様の負担を軽減する為に可能な限り日帰り手術を考えておりますので、検査結果を早く知る事ができるのは、手術が可能かどうかおよび治療法を決定する際に非常に助かっています。点滴している間に、貧血であることが判明すれば、貧血の治療薬を追加したりします。また、患者様の待ち時間を減らす事に大きく貢献しています。特に、近畿圏以外の遠方から受診される患者様も多くいらっしゃいますので、迅速に検査結果が出るのは、大変助かっています。土日祝日に緊急の手術をする事も多く、検査結果をその場で知る事ができるので重宝しています。


何よりも患者様に安心して頂く事が重要です。

どのようにして、CBCとCRP同時測定装置を知ったのですか?


フクダ電子の営業担当者から別の装置の修理の件で対応頂いているときに、色々話をしている中、自動血球計数CRP測定装置 Microsemi LC-767CRPを紹介して頂きました。外注検査と比較して、院内検査に切り替えた方が、患者様の待ち時間短縮など、患者様のためになると考え、すぐに購入しました。

全身倦怠感・発熱を主訴とする患者様に、どのように対応されていますか?


かかりつけ医として、発熱されている患者様には、インフルエンザの迅速検査とCBC・CRPを検査して、インフルエンザや細菌感染症と診断できた場合には、それぞれの診断に合った治療をしています。その場で検査して、その検査結果に合わせた治療が選択できる事は、装置導入前に考えていた以上に役に立っています。

測定結果はどのように報告されますか?


測定結果はカルテに反映させ、装置から印字された結果は、検査結果を説明しながら、患者様にお渡ししています。検査結果をお渡しすることで患者様に納得して頂けますし、何よりも安心して頂く事が重要です。

先生のモットーは何ですか?


全ての女性に笑顔になって頂けるような医療サービスを提供しています。

【CBC】:(全血検査)赤血球・白血球・血小板等の血液中の細胞の数や濃度を検査。全身の容態を把握することができる。【CRP】:(C反応性蛋白)体内で炎症がおこっている時に、血液中に増加するたんぱく質。感染症等の目安になる。

施設インフォメーション

施設名ちはるクリニック
診察科目産婦人科・美容皮膚科
住所大阪市淀川区十三本町2丁目1-26
十三NLCビル5F
電話06-6195-6886
ウェブサイトhttps://www.chiharuclinic.com/

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