pH計を使われているお客様から、校正の時に数値が安定しなかったり、値がずれてしまったりして、エラーが出てしまう、というお問い合わせを多くいただいております。
ほとんどの場合、電極の汚れや内部液の濃度変化が原因であり、電極の洗浄や内部液の交換で、エラーが解消されるケースが多いです。
サンプルの種類によって、洗浄の方法が異なるため、本日はいろいろな洗浄をご紹介します。
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タンパク質汚れの洗浄には、洗浄液250がおすすめです。
タンパク質が含まれるサンプルは電極の先端にある液絡部に汚れがつまりやすいのでこまめに洗浄することが大切です。
電極の内部液補充口を開けた状態で電極の先端3cm以上を1時間以上浸漬します。(内部液無補充電極の場合は、浸漬時間は30分まで)
電極を洗浄した後は内部液を全交換してください。
電極の内部液補充口からスポイトで内部液をすべて取り出し、新しい内部液を電極の8~9割程度補充します。
内部液は比較電極内部液300です。
内部液での共洗いは数回していただくと効果的です。