電気自動車(BEV) 電費試験自動化

BEV電費試験*の連続試験・短縮試験などでお困りの方に。短縮モードに向けた事前試験が不要、長時間試験による身体負荷の低減、充電結果の入力ミスを防止する自動化ソリューションです。 *電力量消費率(電費)を測定する試験

電気自動車(BEV)の連続試験(CCP*1)・短縮試験(STP*2)などにお困りの方に

目次

PHEV(プラグインハイブリッド車)電費・燃費試験自動化はこちら

長時間試験の負担、複雑な演算・処理などでお困りの方に。演算自動化による工数削減、長時間試験による身体負荷の低減、充電結果の入力ミスを防止し、PHEV電費・燃費試験を自動化します。

BEV電費試験の課題

BEV電費試験の課題

  • 膨大な試験時間が必要で、身体負荷も大きい
  • ベンチ占有時間が長く、より確実な試験が求められる
  • STPではCSSM*3走行時間を定義するために事前試験が必要
  • Break-off後の停止処理・演算が複雑で大変
  • 走行後の充電量登録時に、入力ミスが発生するリスクがある

自動車の電動化が進む中で、電欠時の停止処理や電動化による新たな演算が追加されたことにより、電気自動車(以下BEV)の規制に基づいた電費試験業務が複雑化しています。

また、一回の試験時間が長くなったことや事前試験が必要な場合もあり、試験が長時間化しています。GTR No.15では、短時間で充電量を多く消費できる短縮モードであるSTPモードも定められています。しかし、STPモードを使用した場合でも、膨大な試験時間が必要で、一定速度走行期間(CSSM)の算出のための事前試験も必要です。

 

STP走行サイクル

これにより、試験失敗による業務へのインパクトの大きさや、長時間化によるオペレータの身体負荷が課題になっています。

*1 CCP:GTR No.15で定められた連続サイクル法
*2 STP:GTR No.15で定められた短時間で充電量を多く消費できる短縮モード
*3 CSSM:STPモードにおける1つ目の一定速度走行期間
*4 STPにおける試験時間、弊社にて算出

HORIBAの提案するBEV電費試験 自動化ソリューション

上記の課題を解決し、法規準拠しつつ、身体負担を軽減し、事前試験が不要になる、HORIBAのソリューションをご紹介します。

BEV電費試験 自動化ソリューション 概要

BEV電費試験 自動化ソリューション

規制で決められた複雑な演算や車両操作を、各種装置・テストオートメーションシステムで相互に連携して自動化します。

また、テストオートメーションシステムが走行時の電力消費量からCSSM走行期間を自動で演算します。演算結果に従った走行スケジュールを自動で自動運転システムに転送し、試験の自動化だけでなく、事前試験を不要にします。これにより、オペレータの負荷低減、かつ電費試験のオペレーションにかかる工数削減を可能にします。

BEV電費試験 自動化 関連製品

① 自動運転システム ADS EVO

制御性能・搭載にこだわった自動運転システムがシャシダイナモメータ上での車両制御を自動化

② テストオートメーションシステム STARS VETS/STARS EV

CSSMをはじめとするBEV試験の演算・制御・帳票出力を自動化

③ ソーク車両管理システム 充電量測定ユニット STARS SOAK+

試験後の充電量測定を自動化

本ソリューションの概要・各製品の特長は、PDFでもご覧いただけます。

プラグインハイブリッド車(PHEV) 電費・燃費試験自動化

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