素材性能評価用テストコース
HORIBAならではの、お客様の部品を組み込んだ車両試験の受託サービスを提供します。
電動車両の航続距離の延伸や、低燃費化の実現に向けて、車両全体の軽量化は重要な開発要素のひとつです。同種材料の高強度化・高靭性化による薄肉化(超ハイテン鋼など)や、軽量異種材料への置き換え(アルミニウム合金、マグネシウム合金、CFRP・炭素繊維などのカーボン材料、樹脂など)、異種材料の接合など、軽量化に向けた多くの開発が進んでいます。また、電動車両のモーター材料となる電磁鋼板の小型軽量化・モーターの高効率化も求められており、研究・開発が進んでいます。
自動車材料においては、各パーツの要件を満たし、コストも抑えられる最適な材料を採用する必要があります。また、衝突安全性や耐久性、走行性能などの車両性能への影響も考慮しなければなりません。
そのため、新材料や部品を用いたシステム・車両が、質量・コスト・安全・走行性能の面で最適であることを定量的に示すことが重要です。しかし、試作車両の用意や試験など、実車を用いた評価には多くのコスト・工数が必要なため、シミュレーションを用いた部品・素材評価が求められています。
→ システム・車両レベルでの性能を定量化して示す必要あり
→ 実車評価には多くのコスト・工数が必要になるので
シミュレーションを用いて効率的に素材を評価したい
HORIBA MIRAは、部材による部品設計から車両に組み込んでの試験まで、シミュレーションと実機を用いた車両レベルの評価を可能にし、材料の性能を定量的に示すことで、お客様の材料開発をサポートします。「Vサイクル」エンジニアリングプロセスを軸に、車両目標性能から部品仕様への落とし込みまで対応します。さらに、車両性能評価が可能な各種環境の設備・試験コースも提供します。テストコースの詳細はこちら