マイナス99℃までの温度測定を実現!
放射温度計「IT-545(N/S)」シリーズの新たなオプション機能

物流業界などで高まっているマイナス50℃以下の温度測定ニーズに応え、測定範囲をマイナス99℃の超低温領域まで拡張しました。
これまでHORIBAが培ってきた高感度赤外検出素子・独自の信号処理方式・光学フィルタ技術などを駆使して、はじめて超低温測定に対応できる放射温度計を製品化しました。IT-545(N/S)のオプション機能としてご選択いただけます。
これにより医薬バイオ・食品業界における温度管理や、コールドチェーンの確立にも貢献します。

超低温測定の用途例

  • ワクチンやバイオ医薬品の保管や低温輸送
  • 細胞、検体、試薬類の保管、輸送時の温度測定
  • マグロやカツオなど超低温で冷凍した物資の低温保管
  • 先端科学技術研究

製品の特長

  • -99℃~500℃までの測定レンジ:超低温領域から高温域まで1台で幅広い温度測定が可能
  • 0.8秒の高速応答:迅速な温度測定で作業者の負担を軽減
  • 温度判定機能:設定した温度を超えた際にブザー音でお知らせし、確実な判定をサポート

IT-545N※1による低温測定例※2

低温温度校正装置を、IT-545Nで、低温温度校正装置を測定した結果を示します。
4点(-25、-50、-70、-90℃)の温度測定結果すべてで、精度定格を満足していることがわかります。

※1 超低温測定オプション機能付加品
※2 -99℃~-51℃はHORIBA独自の検査方法による精度保証です。

■ 超低温測定オプション仕様※3 (-99℃~-51℃ )

型式名IT-545N、IT-545S
測定範囲-99℃~-51℃
表示分解能1℃
精度定格±(読み取り値の絶対値の5% + 1.5)℃
繰返し性 (再現性)±1℃
上下限警報-51℃から下も機能付加あり(-99℃まで拡張あり)

 

-50℃以上は標準品の仕様の通りです。
・ 超低温測定のオプション仕様は注文時にお受けします。

※3 HORIBA独自の検査方法による精度保証です。国家標準とのトレーサビリティはありません。

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