工業用無補充式セルフクリーニングpH電極

pH管理にかかるメンテナンス工数を減らしませんか?

排水処理プロセスにおけるpHの連続測定では、有機物や微生物によってpH応答ガラスへの汚れの付着や比較電極液絡部の目詰まりが発生します。安定した測定を行うためには定期的な洗浄と校正が必要ですが、作業にかかる負担はとても大きいです。またpH 計の設置場所によっては安全上のリスクも高くなることもあります。
そこでHORIBAは「pH計のメンテナンスを減らしたい」と感じられているお客様へ向けて、UV光と光触媒を使用した有機汚れに強い工業用無補充式セルフクリーニングpH電極を開発しました。この電極を用いれば洗浄・校正周期を延長でき、メンテナンスにかかる工数の削減を実現します。

有機汚れに強いpH電極はどんな構造?

工業用無補充式セルフクリーニングpH電極は、pH応答ガラス膜を多孔質TiO2でコーティングし、電極内部からUV光を照射しています。それにより活性化したTiO2の表面は光誘起親水性になり、表面に水の膜(親水層)ができることで有機汚れなどの付着を防止します。また活性化したTiO2はH2OやO2をラジカル化し、電極外部に付着した有機汚れなどを分解します。

動画で製品概要をチェック!

こちらの動画では製品の特長、ラインアップ、接続方法、各ホルダへの組み込み方法を説明しています。

導入事例

 

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