交流2電極法

電気伝導率や電気抵抗率の測定では、溶液中に配置した電極の間に電圧を印加し溶液中を流れる電流の大きさから電気伝導度や電気抵抗率を測定します。このとき、二つの電極の面積と距離を決めることで、流れる電流が溶液の電気の通しやすさ(通しにくさ)によってどれぐらい変化しているかを正しく知ることができます。電極同士の間の空間をセルと言い、決められた電極の面積と距離でできる物理的な定数をセル定数と言います。

溶液中にある電気を運ぶ物質(電解質)の種類や濃度によって電流値が決まり、水のきれいさを表す指標の一つとなっています。電気の流れやすさが電気伝導度、電気の流れにくさが電気抵抗率で、逆数の関係にあります。

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