HORIBAの大気汚染監視用分析計は、ppbレベルの精度と長期安定性に優れた信頼性の高い分析計として、フィールドで高く評価されています。自治体や事業所による大気監視計測を目的として幅広く利用されているほか、半導体工場クリーンルーム内の分子状汚染物質(AMC)の監視など、室内空気質のモニタリングにも使用できます。
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窒素酸化物(NOx)は、主に一酸化窒素(NO)と二酸化窒素(NO2)のことをいいます。窒素酸化物(NOx)は光化学スモッグや酸性雨の原因になり、特に二酸化窒素(NO2)は喉・器官・肺などの人の呼吸器に悪い影響を与えます。
アンモニア(NH3)は、し尿のようなにおいのするガスであり、悪臭防止法により悪臭物質の1つとして定められています。家畜排泄物や肥料、自動車から多く排出され、大気中の窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)と反応し、PM2.5の原因物質になるとも言われています。
アンモニア(NH3)濃度測定装置
アンモニア(NH3)、アミン濃度測定装置
二酸化硫黄(SO2)は、主に石油や石炭など硫黄分が含まれる化石燃料が燃えるときに発生し、ぜん息や酸性雨の原因になります。
硫化水素(H2S)は、腐った卵のようなにおいのあるガスであり、悪臭防止法により悪臭物質の1つとして定められています。目や気道への刺激・頭痛・めまいなど多くの人的影響を及ぼします。地熱地帯や温泉地帯でも発生することがあります。
硫化水素(H2S)濃度測定装置
硫化水素(H2S)濃度測定装置
一酸化炭素(CO)は、主に炭素化合物不完全燃焼で発生し、人が吸い込むと血液中のヘモグロビンと結合し、酸素運搬機能を阻害するなどの影響を及ぼします。また、温室効果ガスであるメタンの寿命を長くするとも言われています。
一酸化炭素(CO)濃度測定装置
大気汚染監視用一酸化炭素(CO)濃度測定装置・自立形
二酸化炭素(CO2)は、地球温暖化が加速する主な原因とされており、近年その排出量削減に関して世界中で議論されています。また、室内環境では、良い作業環境を保つための二酸化炭素(CO2)測定が着目されています。
二酸化炭素(CO2)濃度測定装置
オゾン(O3)は光化学スモッグを引き起こす1つの主要物質であり、大気中の窒素酸化物、炭化水素類が太陽光線を受けて光化学反応を起こすことにより生成されます。光化学スモッグは人の目の痛みや吐き気、頭痛などを引き起こします。
オゾン(O3)濃度測定装置
大気汚染監視用オゾン(O3)濃度測定装置・自立形
炭化水素は炭素と水素が結合した有機物の総称です。非メタン炭化水素(NMHC)は、光化学スモッグの光化学反応に関与しています。またメタン(CH4)は地球温暖化を加速させる温室効果ガスの主要物質です。
浮遊粉塵は無機有機元素などさまざまな物質で構成されており、粒径によりSPM, PM2.5, PM10などに分けられます。粒径が小さくなるほど、体内の奥まで入りやすく呼吸器疾患などを引き起こしやすいと言われています。また、粒子状物質には地球温暖化に影響を与えている短寿命気候汚染物質もあり、ブラックカーボンはその代表的な物質です。
PM2.5自動成分分析装置
大気汚染監視用浮遊粒子状物質(SPM)濃度測定装置
大気汚染監視用 (PM2.5) 濃度測定装置 自立型
大気汚染監視用浮遊粒子状物質(SPM)濃度測定装置・自立形
大気汚染監視用窒素酸化物(NOx)・浮遊粒子状物質(SPM)濃度測定装置
大気汚染監視用硫黄酸化物(SO2)・浮遊粒子状物質(SPM)濃度測定装置
TFHフィルタ