高精度な分析性能
独自開発の検出器で、高感度(0.04ppm ~ 200 ppm)、高精度に分析自動化とメンテナンス工数削減による省人化
メンテナンス作業時間・頻度低減 、キャリアガス(Arガス)使用量の削減ユーザビリティ
消耗品の交換に新機構を採用、充実したサポート機能搭載のソフトウエア
計測原理
水素分析装置 EMGA-21Eは、以下のガスフロー図に示すように、黒鉛るつぼにセットした試料を溶融し、発生したガスから不要なガス成分を除去した後、ガス分離カラムで窒素と分離することにより、高感度TCD検出器(熱伝導検出器)で 1 ppm以下の極微量の水素を高精度に計測することができます。水素をH2Oに酸化し、NDIR(非分散型赤外線吸収法)で水素濃度を計測するモデル、酸素・窒素・水素分析装置 EMGA-Expert(EMGA-30E)と比較して、より高感度(0.04ppm~)で水素濃度が計測できます。
ガスフロー図を拡大して見る 〉

メンテナンス作業時間・頻度低減 - 消耗品の交換に新機構を採用
<ダストフィルタ>
フィルタホルダ内の薄膜フィルタを交換するだけの新機構*を採用。さらに、フィルタの交換頻度が1/5(約250 回で交換)になりました。

<電極交換・試薬管交換>
一体型の上部電極や試薬管の取り外しが簡単で、メンテナンスが容易です。

キャリアガス消費量の大幅削減
当社従来機に比べて、キャリアガス(Ar)使用量を25%削減し、ボンベ1本あたりの分析回数が大幅に増加しました。
(測定条件、分析頻度や待機時間によって効果は異なります)
ユーザーサポート機能が充実したソフトウェア - 3種類のナビゲーション
お客様と培ったノウハウを活かし、高い分析精度を保つための使用方法、分析条件設定、メンテナンス方法、そしてトラブル対応をナビゲーション機能によりサポートします。メンテナンスの手順を動画で確認しながらメンテナンス作業ができる「メンテナンスナビ」、アラーム表示から装置の復帰までをナビゲーションする「トラブルシューティングナビ」、測定試料に合わせた最適な分析条件の提案や操作手順をアシストする「分析ナビ」が搭載されています。

保守点検・リモートモニタリングプラン
 | All in One Plan 年一回の保守点検、修理作業時の部品交換、装置復旧時の作業費など装置の保守に必要なすべてを保証し、装置を最適な状態で長期間安心してご使用いただけます。 |
 | AOP Connects 装置の状態をリアルタイムでモニタリングすることで故障の前兆を予知、専門エンジニアがアドバイスも行います。故障前にエンジニアの派遣もできるため、測定作業を止めることなく安心して装置をお使いいただけます。 |
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