石炭を専焼・混焼する火力発電所やボイラーでは、石炭種や混焼燃料に応じて燃焼状態を把握し、適切に制御することが重要です。
本ページでは、石炭の燃焼効率向上に向けてフライアッシュ(石炭灰)中の未燃分をどのように連続測定し、その測定値を燃焼効率の向上や石炭使用量の削減に反映するかを説明します。あわせて、燃焼効率の向上や石炭使用量の削減を支援する灰中未燃分計 UCMN-8000について紹介します。
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カーボンニュートラルや石炭価格高騰への対策として、火力発電の燃焼効率を最適化する灰中未燃分の測定が注目されています
HORIBAは灰中未燃分をどのように測定するのか?
フライアッシュ中の未燃炭素分は黒色を呈します。UCMN-8000は、HORIBA独自のサンプリング技術と画像処理技術により、未燃炭素に由来する黒色の強さを「黒色濃度(BP:Black Particle)」として評価します。さらに、サンプル重量(Mass)と組み合わせることで、灰中未燃分を算出します。
【仕様】
測定精度 | ±20%(JIS基準,1σ) |
| 測定レンジ【BP値】※ | 0-200 |
| ドラフト【BP値】※ | ±2% FS |
| 最小検出感度【BP値】※ | <5 |
| 動作保証環境 | 0 - 40℃、80%RH以下 |
※質量換算値は検量線に依存。
灰中未燃分計 UCMN-8000
プラント条件に応じた組み込み・設計対応
フライアッシュの採取位置、サンプリング条件、設置環境、既存の制御・監視システムとの接続方法など、UCMN-8000の導入条件はお客さまごとに異なります。
お客さまのプラント条件に応じた設置場所、サンプリング方法、運用方法については、ご相談ください。
従来の手分析では、フライアッシュの採取から分析結果が得られるまで数週間かかる場合があり、燃焼状態の変化をリアルタイムに把握することが困難でした。また、手分析による測定値のばらつきや、サンプリング日時と石炭投入タイミングとの相関を把握しにくいことも課題でした。
灰中未燃分計 UCMN-8000は、灰中未燃分の変化を連続的に測定・可視化します。各工程のパラメータを集約・計算し、測定値を運転制御に反映することで、石炭使用量の削減やフライアッシュの品質管理を支援します。


