LO-300

レーザー走査式 油膜検知器

万一の油分流出事故をレーザと映像が監視します。

LO-300は、排水面を半導体レーザビームが走査することで、油膜の浮遊を高精度に検知するレーザ走査式油膜検知器です。水面上や床面の浮遊油膜の検知に大きな威力を発揮します。また、監視カメラユニット付(オプション)は、警報発生の直前・直後の動画を記録できます。

 

OIL

屋外設置AC100V接点出力2点

事業セグメント: 環境・プロセス
製造会社: HORIBA Advanced Techno Co., Ltd.

見やすいカラー液晶を採用

3.5インチ大型カラーLCD(タッチパネル付き)の採用で、視認性と操作性が向上。受光レベルは、カラーグラフィカル表示で監視状態が一目瞭然です。また、長時間未使用時には、自動消灯機能で省エネ・長寿命化を図っています

多彩な機能

警報発報はWARNINGまたはALARMの設定が可能。また、レーザモジュールの累積稼働時間を管理し、メンテナンス時期の目安を通知します。

検知距離は0.3~4.0m

波立ち耐力が向上し、流水面でも4mの高さで監視可能(当社従来器+1m)。静水面では6mまでの監視が可能です。また、連続ラインスキャンを踏襲し、広範囲なレーザ走査面で油膜を監視します。

警報発報したい油膜の広さの設定が可能

監視水面上の油膜が占める割合(%)で警報判定が可能。浮遊物、鉄バクテリア、虫、魚などの漏油事故以外の原因による油警報の発報を防止します。
※この機能は検出距離2m以内、静水面で有効です。

光源の寿命が4年に大幅延長

大幅な設計改良により、メンテナンス周期が4年に延長(当社従来器の2倍)。
累積運用時間により、半導体レーザの交換メッセージをモニタに表示します。また、釣鐘構造の踏襲で、光軸調整なしで簡単に設置できます。

監視カメラ(オプション)

警報発報前後の水面状態を録画します。油膜検知か誤検知の判断が容易にでき、画像に日時が映り込むので、検証にも役立ちます。また、LANケーブルの敷設で遠隔監視も可能です。

 

 

■油膜検知器本体

形式LO-300
検知対象水面上および床面の浮遊油膜(ガソリン、灯油、軽油、重油、絶縁油、潤滑油など)
検知方法レーザ光走査反射光受光方式
光源半導体レーザ 出力1mW以下(クラス2)
設定・判定油膜レベル、油膜エリア、油膜継続時間、警報判定
(設定レベルを超えた状態が油膜継続時間以上経過した時に警報)
出力電流出力:1点(受光レベルに応じ4〜20mA)
接点出力:2点(油膜警報、機器・レベル異常)
表示受光レベル(4〜20mA)、油膜エリア(0〜100%)、設定レベル、動作表示
電源AC100V±10% 50/60Hz 100VA以下
付属ケーブル電源ケーブル(1.25sq/3芯/5m)
信号ケーブル(0.5sq/8芯シールド付き/5m)
設置条件取付傾き(±3°以下)、検知水面の凍結無きこと、直射日光・雨避け対策要
検知距離 0.3m〜4m(静水面 max6m)
周囲環境温度 -10〜+50℃
構造密閉構造、屋外設置可 IP66相当
重量約11kg
オプション遮光フード、蒸気対策フード、取付スタンド

 

■カメラユニット

画像素子1/4インチMOSセンサ
画素数カラー 130万画素
カメラ仕様LAN接続 10BASE、100BASE
ファイル形式H.264(MPEG)、JPEG
画質解像度:VGA
フレームレート:1/3/5fps
ビットレート:768kbps
外形寸法

200(W)×115(H)×105(D)mm

重量約2kg
電源電源ユニットから供給

 

■電源ユニット

出力25V DC(LED照明用)、12V(カメラ用)
外形寸法

200(W)×300(H)×160(D)mm

重量約5.5kg
電源AC100V 20VA

 

 

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