各フィールドの先端でご活躍されている、HORIBA ガス計測製品ユーザー様の声をご紹介します
触媒は次世代のエネルギー・環境問題の解決に欠くことのできないキーテクノロジーとして注目されており、さまざまな化学反応を効率よくムダなく促進する“新しい触媒”の開発に社会の期待が高まっています。今回はセラミックスを使い、高温に耐える触媒の研究に取り組まれている、熊本大学大学院先端科学研究部…
日本で生み出されるエネルギーの約90%は化石燃料の燃焼によるものです。例えばクルマのエンジンはガソリンをレシプロエンジンで燃焼させることによりエネルギーを得ており、また火力発電は天然ガスや石炭などを燃焼させて電力を生み出しています。 …
大気中の微粒子は、自然現象から発生する物質と人為的に発生する物質があり、大気汚染や気候変動の要因ともなっています。そのため、大気中の微粒子の発生源や構成成分を調査研究することは、解決策を見出す第一歩となります。大学生時代から大気中の微粒子について研究を行い、その後、通商産業省(当時)公害資源研究所に…
地球をとりまく大気には、火山活動や波しぶきなど自然現象から発生する物質、工場や自動車から排出されるガス、車のタイヤ粉塵といった人為的に発生する物質など、さまざまな物質が粒子となって漂っています。エアロゾルと呼ばれるそれらの物質は、気候変動や人の健康に影響を与えることが分かっているものの、そのメカニズ…
20世紀初頭に開発されたハーバー・ボッシュ法は触媒技術を利用して工業的なアンモニア製造を可能にしました。アンモニアは食糧生産に必要な肥料や、衣服、薬などの原料として私たちの生活に不可欠な物質です。そして近年、脱炭素社会実現に向けた動きが加速するなか、アンモニアは燃やしても二酸化炭素を排出しない次世代…