HD-960LR

半導体製造プロセス用 溶存酸素濃度モニタ

Front-end of Line - Back-end of LineまでのWet Processにおける溶存酸素濃度測定に最適。耐薬液センサの採用により、ファシリティからプロセスまでの溶存酸素濃度測定を幅広くサポート可能。

事業セグメント: Semiconductor
製品分類: Wet Process Control
製造会社: HORIBA Advanced Techno Co., Ltd.

溶存酸素濃度モニタ最新モデル HD-960LR

※製品写真は左から

センサユニット:DO-120
ボトルユニット:DO-120-B
変換機ユニット:HD-960LR

従来モデルでは長寿命測定が固難であった、下記の薬液中の溶存酸素濃度の計測が可能に。

  • アンモニア水 (1%)@常温
  • 沸点が水より高い有機溶媒

半導体プロセスで使用される薬液種の増加に対応し、重要な管理パラメータである溶存酸素濃度の管理を実現。

 

■ モデル比較

 最新モデル従来モデル
 高流量・長寿命モデル高流量モデル(薬液を循環させる場合)低流量モデル(薬液を排出させる場合)
型式HD-960LRHD-960L-MHD-960L
センサユッニトサイズW170 (200 ) x H95 x D135W120 (150 ) x H95 x D108W87 (117 ) x H131 x D94
流量範囲600 - 2000 ml / min(センサー膜厚25 µm)
400 - 2000 ml / min(センサー膜厚50 µm)
200 - 2000 ml / min
(センサー膜厚25 µm / 50 µm)
15 - 200 ml / min
(センサー膜厚25 µm / 50 µm)
温度範囲20- 60 ℃20- 60 ℃10- 45 ℃
圧力範囲0 - 0.2 MPa0 - 0.2 MPa0 - 0.01 MPa
応答速度30 sec (90 %) @ 400 ml / min30 sec (90 %) @ 400 ml / min30 sec (90% ) @ 200 ml / min
対象薬液アンモニア水(1%) @常温
沸点が水より高い有機溶媒
純水
低濃度HF(HF濃度5700ppm以下)
純水
低濃度HF (HF濃度5700ppm以下)
機器構成変換器ユニット:HD-960LR
センサユニット:DO-120
ボトルユニット:DO-120-B
センサー:5622
接続ケーブル:CK-05PS (5m)
中継ケーブル:CK-01DO (1m)
変換器ユニット:HD-960L-M
センサユニット:DO-110
センサー:5611
接続ケーブル:CK-05PS (5m)
変換器ユニット:HD-960L
センサユニット:DO-100
センサー:5600
接続ケーブル:CK-05PS (5m)

 

■測定データ(社内参考データ)

 

測定条件▶ サンプル:アンモニア水 (28%)
  • 膜厚:25μm
  • 温度:常温
  • 定期的に大気中で測定して感度を確認
 
測定結果

従来モデルでは5日以内で測定指示値異常が
発生したが、新モデルでは約480日間安定して
測定が可能に。

測定条件▶ サンプル:有機溶媒
  • 膜厚:50μm
  • 温度:60℃
  • 定期的に大気中で測定して感度を確認
 
測定結果

従来モデルでは1か月以内で測定指示値異常が
発生したが、新モデルでは210日以上安定して
測定が可能に。

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