排水処理設備では、排水処理を効率良く行うために、生物反応槽で使用した活性汚泥を再利用します(下図参照)。活性汚泥を再利用する“返送汚泥槽”は、微生物の生物化学的酸化反応によりpHが酸性に傾いてしまいます。処理能力を維持するには中性に保つ必要があり、返送汚泥槽のpH監視は極めて重要です。
▼工場排水の処理プロセスイメージ
しかし、電極の劣化や指示値のずれの原因となる有機汚れが非常に多く、連続測定が困難な現場もあります。また、バッチ測定で監視する場合は、定期的な測定や電極のメンテナンス作業で頻繁に計測現場へ足を運ぶ工数が嵩むことも課題です。
本記事では、セルフクリーニングpH電極6122シリーズを排水処理プロセスの返送汚泥槽に活用し、2か月間ノーメンテナンスで計測管理を実現※した繊維工場での評価事例をご紹介します!
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※お客様の使用環境によりメンテナンス周期は異なります