エラーの原因と対処方法についてご紹介します。
計器の本体内部メモリが読み書きできない状態になっています。
【原因】
①電源投入時のノイズなどにより正しく立ち上がらない
②内部ICの不良
【対処方法】
①電池を取り出し、ACアダプタを抜いてから電源キーを約10秒間押してください。
②ご購入いただいた代理店経由で修理を依頼してください。
電池残量が少なくなり、計器が正常動作できなくなっています。
【原因】
電池残量が不足している
【対処方法】
電池を交換するか、ACアダプタ(オプション)を接続してください。
測定または校正時に3分以上電位が安定しなかったため、電極に異常があると判断しました。
【原因】
①サンプルの影響(サンプルが純水などの低伝導率であったり、pH濃度や温度が変化している)
②電極が汚れている
③電極が割れている
④電極の応答ガラス膜が長時間乾燥状態であった
⑤サンプルの温度が変化している
【対処方法】
①オートホールド機能を使用せずに値を読み取ってください。
②電極を洗浄してください。
洗浄方法については下記のリンク先をご確認ください。
電極のメンテナンス方法
③電極を新しいものに交換してください。
④内部液補充口を開けた状態で、純水に一昼夜ほど浸けてから測定してください。
※乾燥状態が長い場合、1日で復帰しない可能性もあります。3日間浸けてもエラーが出る場合は新しい電極に交換してください。
⑤サンプルの温度が安定してから測定をしてください。
電極の不斉電位が正常に測定できる設定範囲(±45mV)外であると判定しました。
【原因】
①電極が汚れている
②電極が割れている
③比較電極内部液の濃度が変化している
④正しく電極が接続されていない
⑤液絡部まで標準液が浸かっていない
⑥標準液の不良
【対処方法】
①電極を洗浄してください。
洗浄方法については下記のリンク先をご確認ください。
電極のメンテナンス方法
②電極を新しいものに交換してください。
③比較電極内部液を交換してください。
内部液交換後すぐは値がふらつく可能性がありますので、1時間程度馴染ませてからご使用ください。
④正しく接続してください。
⑤電極の先から3cm以上浸けてください。
⑥新しい標準液を使用してください。
標準液の使用期限はpH7と4が開封後6ヶ月、pH9は開封後3ヶ月が目安です。
電極の感度が正常に測定できる設定範囲外(105%以上もしくは85%以下)であると判定しました。
【原因】
①電極が汚れている
②電極が割れている
③正しく校正ができていない
④標準液の不良
⑤電極が正しく接続されていない
⑥液絡部まで標準液が浸かっていない
【対処方法】
①電極を洗浄してください。
洗浄方法については下記のリンク先をご確認ください。
電極のメンテナンス方法
②電極を新しいものに交換してください。
③校正をやり直してください。
④新しい標準液を使用してください。
標準液の使用期限はpH7と4が開封後6ヶ月、pH9は開封後3ヶ月が目安です。
⑤正しく接続してください。
⑥電極の先から3cm以上浸けてください。
6点目の校正を実行しようとしました。
【原因】
6点目の校正を行った
【対処方法】
校正可能点数は5点ですので、校正点数は5点以内としてください。
標準液の自動判別ができませんでした。
下記対策後、校正をやり直してください。
【原因】
①標準液の不良
②標準液の設定不良
③応答膜が乾燥、または汚れている
④比較内部液が不良、または汚れている
⑤応答膜が割れている、または劣化している
【対処方法】
①新しい標準液を使用してください。
標準液の使用期限はpH7と4が開封後6ヶ月、pH9は開封後3ヶ月が目安です。
②計器設定と使用している標準液の規格が合っているか確認してください。
③応答膜を洗浄後、純水に一昼夜浸けてから測定してください。
洗浄方法については下記のリンク先をご確認ください。
電極のメンテナンス方法
④比較電極内部液を交換してください。
内部液交換後すぐは値がふらつく可能性がありますので、1時間程度馴染ませてからご使用ください。
③電極を新しいものに交換してください。
最後に校正をした日より、設定した日数以上経過しました。
【原因】
校正間隔の設定日数以上校正しなかった
校正間隔アラーム機能がONの状態で校正がされていない
【対処方法】
新規に校正を実施するか、校正間隔の設定を変更してください。
プリンタ通信時に異常が発生しました。
計器の電源を切って、下記対策を行った後、電源を入れ直してください。
【原因】
①プリンタユニットの接続不良
②プリンタの不良
【対処方法】
①プリンタユニット接続部を確認し、接続し直してください。
②プリンタを交換、もしくはご購入いただいた代理店経由で修理を依頼してください。
メモリデータ数がメモリ範囲を超えた
【原因】
メモリ数オーバー
【対処方法】
データ保存可能な件数は1000件です。
必要なデータは書き写すかPCに転送するなどして保存し、メモリデータを消去してください。