Rapica

微生物迅速検査装置

微生物1細胞レベルの検出が、その日のうちに。

検体のろ過・濃縮に約30分(※注射用水100mLの場合)、発行反応の測定に約2時間30分という微生物検査の大幅な時間短縮を達成。「微生物1細胞レベルをその日のうちに検出」することが可能です。また、導入前の評価から運用に至るまで、しっかりとサポートします。

 

ATP

屋内設置交流フリー電源(100〜240V)

事業セグメント: 環境・プロセス
製造会社: HORIBA Advanced Techno Co., Ltd.

高感度ATP法の測定フロー

高感度ATP法では、5種類の試薬を用いて測定を行います。試薬注入工程は自動化されており、省力化とともに作業者からの汚染リスクを低減します。

微生物の種類によらず測定

すべての生物がATPを利用するため、細菌、カビ、酵母に関わらず測定できます。発芽工程が含まれるため、芽胞状態の菌も測定できます。

生菌由来のATPのみを測定

ATP消去工程により、死菌由来および遊離しているATPは消去されるため、生菌のみを測定できます。

2.5時間で測定完了、即日判定

Rapicaを用いると従来の培養法にかける検査時間を大幅に短縮し、約2.5時間と即日で結果が分かります。この時間短縮は、工数削減や生産性アップに繋がります。

測定機

 型式 ML-100
 計測原理 高感度ATP法
 同時計測検体数 最大24検体
 計測検体容量 100 μL
 測定パラメータ 生菌中のATP量 (出力表示単位 : amol = 10 -18 mol)
 計測範囲 0 - 1000 amol( 測定ごとにつき0 amolおよび1000 amol標準液にて校正)
 計測時間 約2.5時間 (ろ過等前処理時間は除く)
 保証性能 1)繰返し性(併行精度):ATP標準液(1000 amol)測定時のCVが5%以下
 2)直線性 : 計測範囲内のATP標準液測定時、決定係数が0.98以上
 3)検出下限 : 1.0 amol
 設置環境 JIS B 9920クラス5、ISO 5, US209E Class 100 推奨
 外形寸法 500(W) × 500(D) × 500(H) mm(突起部除く) 開口時 最大高さ870 mm
 重量 約45 kg
 電源仕様

 AC 100-240V, 250VA, 50/60Hz

 

 ろ過装置

 型式 ML-01-FU
 同時計測検体数 12検体
 標準ろ過容量 100 mL
 ろ過処理時間 約30分 (注射用水100 mLろ過時)
 外形寸法 420(W) × 340(D) × 380(H) mm (突起部除く)
 重量 約20 kg (アスピレータ除く)
 電源仕様 AC 100V, 175VA, 50/60Hz

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