水質分析計と統合計測システムでグッドデザイン賞を受賞

2012年10月 1日


卓上型pH・水質分析計「LAQUA F-70/DS-70シリーズ」と統合計測プラットフォーム「HORIBA ONE PLATFORM」は、公益財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2012年度グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞しました。

統合計測プラットフォームHORIBA ONE PLATFORM

当社のエンジン排ガス測定装置は、自動車メーカーの研究開発などで使用される世界シェア80%を占める主力製品です。Gマークを受賞した統合計測プラットフォームは、このエンジン排ガス測定装置をはじめ、試験室に並ぶ複数の計測機器や試験評価装置を、まるで一つの機器であるかのように運用・管理できる世界初の新システムです。世界的な環境意識の高まりに応え、最先端のハイブリッド車、電気自動車など車両全体を精密に制御する研究開発が活発化するなかで、効率的で柔軟な自動車試験を提供します。

審査員による評価

自動車開発に不可欠な排ガス測定機器や自動車試験評価機器は、ハイブリッド車の増加で、測定対象や項目、手法などが多様化・複雑化し、一層の高機能化が求められてきている。また、実験室内にある従来の試験・計測機器を統合的に制御し、効率的に試験・評価できることが望まれている。このプラットフォームは、その要望に応えるために排ガス測定機器と自動車試験評価装置を統合的に管理運用できるものである。ユーザーの測定シーンを徹底的に検証しながら、従来からの操作法を十分に配慮した上で、新しい計測環境を構築した点や、拡張性に優れた点などが評価できるものである。(※グッドデザイン賞ウェブサイトより引用)

卓上型pH・水質分析計LAQUA F-70/DS-70シリーズ

当社は、1950年に日本初のガラス電極式pHメーターをはじめ、常に時代の最先端を行く、pH・水質分析計を開発してきました。このたび、“pHといえばHORIBA”というお客さまの期待に応えるべく開発した「LAQUA F-70/DS-70シリーズ」は、pH・水質分析計では、最もポピュラーな実験室で使われる卓上型です。徹底したユーザー観察に基づき、水質分析の現場では、わかりやすく快適で正確な測定のために、機器をいつもきれいに保ちたいという課題を抽出。「Clean・Clear・Comfort」というデザイン・コンセプトを導き出し製品へと具現化しました。

審査員による評価

LAQUA F-70は実験室という、耐薬品性や耐候性が強く求められる過酷な条件で使用される試験機の為、測定器としては初めての、汚れや傷に強いガラスパネル(ガラストップ)の採用により、フラットで凹凸のない、シンプルで美しい、測定器デザインが高いレベルでまとめあげられている。又、スタンドベースの柔らかくカーブしたベース形状や本体側面形状もビーカーや計測用容器を、より近くレイアウトして測定器の安定性を高められる工夫等、細部にわたる配慮が高く評価された。(※同上)


当社では今回の受賞を契機に、さらに弊社製品のデザインクオリティの向上も含めて、お客さまにとって価値のある商品の開発をめざします。 なお、本年度のグッドデザイン賞表彰式は、11月22日に東京ビッグサイトで開催される予定です。

グッドデザイン賞とは

「グッドデザイン賞」は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開されており、のべ受賞件数は38,000件以上にのぼり、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。