国際音響学会議 記念コンサートに一般の方をご招待

|   ニュースリリース

当社は、4月8日(木)に京都で開催される、「国際音響学会議 記念コンサート」に協賛し、一般市民の方50組100名をご招待します。記念コンサートは、世界の最先端を行く音響学関係者が京都に集う国際会議期間中に開催されるもので、一般の方も音響学に親しめるよう、音楽ホールの音響に関するトークや演奏者の立ち位置の違い等による音の聞こえ方の変化の体験プログラムも予定されています。京都の分析機器メーカーとして、身近な科学に親しんでもらえる本企画に協賛し、音楽文化の振興と科学のコラボレーションを支援していきます。

*なお、本コンサート主催団体の一つである京都市からも、市民650名をご招待されます。

<コンサート協賛について>
本コンサートは、“音環境”について、最先端の研究者や情報が京都に集まる「第18回国際音響学会議」の期間中に記念開催されるものです。当社では総合分析機器メーカーとして、市民参加体験型の記念コンサートに協賛することで、身近な科学に親しんでいただきながら音楽文化の振興につなげていく、メセナ活動にしたいと考えています。

<記念コンサートについて>
コンサートのバイオリン独奏は、一般の方にも人気が高い、千住真理子氏が出演。今回の記念コンサートでは、特別に演奏家の立場からみた音楽ホールの音響についてのトークや、演奏者の立ち位置の違い等によって音の聞こえ方がどのように変化するかの実演も予定されています。トークと体験型のプログラムを通して、観客がクラシック音楽を楽しみながら、音楽ホールの科学に親しむことのできる企画になっています。




=「第18回国際音響学会議 記念コンサート」概要=

日時:4月8日(木)19:00開演(18:00開場)
場所:京都コンサートホール 大ホール
〒606−0823 京都市左京区下鴨半木町1番地の26
主催:第18回国際音響学会議組織委員会
京都市、財団法人京都市音楽芸術文化振興財団
協賛:(株)堀場製作所
後援:NHK京都放送局
内容:音楽ホールの音響についてのトークと演奏会
(1)トーク:テーマ「演奏家からみた音楽ホールの音響」
(2)演奏会:
籾山和明(指揮)、千住真理子(ヴァイオリン)、
立命館大学交響楽団(管弦楽)
曲目:チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
シベリウス/交響詩「フィンランディア」ほか
入場料:無料(要入場整理券/入場整理券は申込が必要です)


♪入場整理券の申し込み先♪

<応募方法>
「郵便番号・住所・氏名・電話番号・ご希望人数(2名様まで)」を明記し、郵送・FAX・E-mailにて
「(株)堀場製作所コーポレートコミュニケーション室コンサート係」へ。
郵送:〒601‐8510 京都市南区吉祥院宮の東町2番地
FAX:075−321−6621
E-mail:info@horiba.co.jp

<受付期間>
3月1日〜3月24日
(応募者多数の場合は、抽選とさせて頂きます。)
(当選者の発表は、入場整理券の発送を持って代えさせて頂きます)

 

参考資料
 

  • 国際音響学会議について
    ユネスコ傘下の国際純粋・応用物理学連合(International Union of Pure and Applied Physics;IUPAP)に属する国際音響学会(International Commission for Acoustics)が3年毎に世界の主要都市で開催する国際会議。音響学に関連する様々な分野の最新情報の交換を目的とする。日本で開催されるのは、1968年の第6回会議(開催地・東京)以来、36年振り。第1回は1953年オランダのデルフトで開催。
    開催年月日:2004年4月4日(日)〜9日(金)
    開催場所:国立京都国際会館 〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池
    主催:日本学術会議、第18回国際音響学会議組織委員会
    メインテーマ:”Acoustical Science and Technology for Quality of Life”
    〜人間生活の質的向上をめざした音の科学と技術〜
    プログラムの概要:音響学に関する各分野の最新情報の講演や、セッションを予定。
    参加予定国:40か国
    参加予定者数:1,150人(国外550人、国内600人)
  • 国際会議のテーマ
    今回の会議では、主に以下の音響関連のテーマについて、研究情報の交換を行う予定。
    • 超音波の工学的ならびに医療技術への利用
    • 音声認識/合成技術
    • 騒音制御技術
    • 聴覚のメカニズムの解明と高齢者への聴覚支援
    • コンサートホールの音響効果 等
  • 音響学について
    音に関するあらゆる分野を研究する学問で、主要な分野としては、音声、聴覚、騒音・振動、建築音響、電気音響、音楽音響、超音波、音響科学が挙げられる。音声認識、バーチャルリアリティー等、マルチメディア技術やバリアフリーの一要素として欠かせない研究分野。最近では、耳に聞こえる音という側面だけでなく、各種の計測・デバイスなどにも盛んに利用されるようになり、音響科学・音響工学はますます重要性を増している。