「コンチキチン」、祇園囃子が市中に鳴り響く7月、HORIBAが本社を置く京都は祇園祭り一色に彩られ、京都人にとって特別なひと月です。
HORIBAにとっても7月は特別なおもいがあります。創業者堀場雅夫がその生涯を終えたのが2016年7月14日のことでした。創業者が戦後まもなく京都市中の一角に創設した会社は、現在世界28ヵ国1地域に拠点を展開しています。
創業者のおもいは、社是「おもしろおかしく」としてホリバリアン※が引き継いでいます。 ※HORIBA従業員の愛称
「おもしろおかしく」というシンプルかつユニークな言葉には、常に「やりがい」をもって仕事に取り組むことで、人生の一番良い時期を過ごす会社での日常を自らの力で「おもしろおかしい」ものにして、健全で実り多い人生にして欲しいという前向きな願いが込められています。
社是「おもしろおかしく」は英語では「Joy&Fun」として、世界中のホリバリアンに浸透しています。
コロナ禍で直接的な相互交流が減り、世界的に閉塞感があるなか、フランスのグループ会社、ホリバABX社(フランス、モンペリエ)のメンバーが、ひとつのチャレンジを通して海を越えてみんなでつながれる社内イベントを企画してくれました。
イベント名は題して「JOY&RUN Challenge!」
参加者募集の案内
(フランスのホリバリアンがデザイン)
5月21日から28日のチャレンジ期間中に7kmの距離を走破するイベントです。参加者は走るのはもちろん、歩いても良いチャレンジで、1人でも数名のグループでも参加できます。同じ期間に世界中の仲間と共通のチャレンジをすることで一体感を感じ、新たな交流が生まれるきっかけにもなります。また今回のイベントでは「花」をテーマに掲げ、身体を動かしながら、「花」や自然の風景を楽しみ、共有し合う工夫としてフォトコンテストが同時に開催されました。
社是「おもしろおかしく(Joy & Fun)」のスピリットを反映したイベント名は、フランスのホリバリアンが考案したもの。このイベント、元々はホリバABX社単独で例年行われていたイベントでしたが、主催者である Dario Donnarumma、Philippe Genevaux、Loïse Boulmierが、グループ内の人のつながりを強める活動にしたい、コロナ禍の閉塞感を打破して元気を取り戻したいとのおもいから、世界中のホリバリアンにイベントへの参加を呼びかけました。
そんなおもいを受けとめ、15カ国から242人が参加、思いおもいのスタイルで身体を動かし、花を愛でながら自然を楽しみました。参加することで世界各国の仲間と競うだけでなく、メールを介した交流や、写真を通してコロナ禍でも元気に楽しく過ごしている様子がうかがえる、とても有意義なイベントとなりました。
創業者が残してくれた社是「おもしろおかしく(Joy & Fun)」は海を越えて世界中のホリバリアンの心の糧となっています。
参加者から寄せられた写真
参加者へ贈られたヴァーチャルメダル
(フランスのホリバリアンがデザイン)