当社グループ会長 堀場厚は現在、京都まなびの街 生き方探求館の館長を務めており、京都市の子どもたちに自然に触れる体験をしてほしいとのおもいから、自社農園を一般の方に開放する今回の体験イベントを企画しました。
当日は、120組ものご応募のなかから抽選で当選された20組のご家族がご参加のもと、笑顔いっぱいの時間を過ごしました。
『自然の中でワクワクを発見!親子で農園体験デー』開催レポート
本イベントは、日頃より㈱ホリバコミュニティとともに農園の運営にご協力いただいている(有)ブルーベリーフィールズ紀伊國屋、和研薬株式会社、地元の農家の方に、運営サポートやミニ講演会など多大なるサポートをいただき実現いたしました。また、京都新聞ジュニアタイムズの編集長が、この日の体験を夏休みの絵日記や新聞、自由研究としてまとめるためのヒントや具体的なアドバイスを、子どもたちにわかりやすくお話ししてくださいました。
子どもたちが自然の中でいきいきと活動する様子をご覧ください。
かまどでのごはん炊き・昼食
スタッフの指導のもと、お米洗い、まき割りなど、ごはんを炊く一連の作業を子どもたちが行いました。かまどで炊きあがったごはんのにおいは格別。自分たちで炊いたごはんでいただくカレーはとてもおいしく、おかわりをするお子さんも。
とうもろこし収穫・じゃがいも収穫
農家の方やHORIBA社員が手間暇をかけて育てた野菜を、一緒に収穫していただきました。スタッフの話から、自然を相手に育てる苦労や喜びも感じていただけたと思います。
ブルーベリーの摘み取り
広大なブルーベリー畑で育った実をその場で食べることができ、大人も子どもも夢中になって摘み取りを楽しみました。「甘い!」「おいしい!」と感動の声が上がっていました。
体験コーナー
HORIBA製品の一つである「放射温度計」で、畑の土の温度を測定。日なたと日陰、表面の土と深いところの土では温度がずいぶん違い、子どもたちは興味津々。大人の方も驚いておられました。また、ファームで栽培している棉の木の観察と、綿の種をとる「綿繰り」の体験を行いました。
ファームの広大な敷地の中、子どもたちは夢中になって、空の雲、地面のミミズ、畑の野菜や草花、虫などを観察していました。
小学生のご感想(一部)
京都新聞ジュニアタイムズの編集長さんのアドバイスを生かした、すてきな感想文が届きました。
保護者のご感想(一部)
・普段あまり食べない野菜をおいしそうに食べる子どもの姿にびっくりしました。
・マッチでの⽕起こし、薪わり、お米洗い、とうもろこし収穫など、普段することがないことにチャレンジすることで、⼦どもにとって良い勉強、良い経験になったと思います。
・⼦どもたちは「⾃分で収穫したトウモロコシやブルーベリーは格別に美味しい」と嬉しそうでした!
・温度を測る実験が⼀番おもしろかったそうです。⼦どもたちにとっては、かけがえのない夏休みの思い出になったことと思います。
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今回初の試みでしたが、参加いただいた皆さまとともに有意義な時間を過ごすことができました。今後もHORIBAは自社農園を活用した活動を拡げていきたいと思います。
◇HORIBAの自社農園「HORIBA Blueberry Farm “Joy and Fun”」
2012年、滋賀県高島市に自社農場「HORIBA Blueberry Farm “Joy and Fun”」を開園。
23,000㎡の農地ではブルーベリーや季節野菜、オーガニックコットンなどを栽培しており、ここで収穫したブルーベリーは、ジャムやジュースなどに加工して当社独自のお土産物として活用するほか、野菜は社員食堂や研修所で利用しています。種まきや収穫等の農作業イベントに年間で1,200名の社員とその家族が参加。農作業を通じた社員の心身の健康増進やコミュニケーションの促進を図っています。