自然/遠心沈降式粒度分布測定装置 CAPA-700

東川喜昭* | |   4

*株式会社堀場製作所

沈降式の粒度分布測定は、数分から数時間の時間をかけて非常に低速度の粒子の沈降状態を測定しているため、測定過程で外乱影響を受け易い。測定の安定性に影響する主な外乱としては熱や振動があげられる。本稿では、主に測定中の外乱を防いで安定した信頼性の高い測定結果を得るための機能について、当社の超遠心式粒度分布測定装置CAPA-700を中心に、測定原理や装置の特長を交えて紹介する。