自動水質測定装置TW-100と遠方監視システムによる水道水の連続監視

小椋克昭*1 山口真矢*1 塚田徳昭*2  | |   31

*1株式会社堀場製作所、*2日本ヘルス工業株式会社

2002年4月の水道法改正により、上水道施設運営管理に関する民間企業への業務委託が可能になり、運営の効率化を図るために必要な計測機器の設置が増加している。こういった背景の中、HORIBA は上下水道維持管理会社の日本ヘルス工業株式会社と共同で、遠方監視が可能な自動水質測定装置の開発を進めてきた。遊離残留塩素濃度・濁度・色度・水圧・pH・導電率・水温の7 成分を同時に連続測定できる自動水質測定装置TW-100の測定原理・特徴及び連続性能試験結果を紹介する。