*東京工業大学
―エネルギービックデータをコアとしたプラットフォームの構築―
パリ協定の合意以降,地球温暖化抑制のため,各国は高いCO2排出量の削減が求められている。近年,太陽電池の発電コストは急激に低減し,今後,変動型の再生可能エネルギー由来の電源の増加が期待される。したがって,蓄電池や水素エネルギーなどの蓄エネルギー技術と高効率に運用するための高度制御,そして,管理するマイクログリッド内の分散型電源が集中電源と連携して系統の安定化をおこなう系統協調/分散型リアルタイムスマートエネルギーシステム(次世代“エネスワロー”)の開発が求められる