コンパクト自動旋光計 SEPA-500

村田 駿介 | |   37

旋光計は,医薬品,製糖,食品分野で使用される糖類,アミノ酸,ビタミン,アルカロイド,ホルモンなど光学活性物質の濃度や純度の高精度測定に欠かすことができない分析計である。堀場製作所では,1992年に最初の旋光計SEPA-200を発売して以来,多くのお客様の声に触れる機会を頂いている。SEPA-500(図1)は,この経験と新しい技術・ノウハウを融合させて,「高精度な測定」を「簡単」に「短時間」で実行させるというコンセプトで開発された。