新製品紹介:自動校正・KCl補充を実現した微量サンプリング pHモニター UP-100

中井 陽子, 宮村 和宏 | |   46

一般的なガラス電極法を用いたpHプローブでの測定では,その原理上,サンプル中へのガラス成分や内部液の溶けだしが問題になる場合がある。堀場製作所では半導体をはじめとする工業プロセスにおいての使用を想定し,微量でのサンプリングが可能であると同時に自動で校正,内部液補充が可能なpHモニターを上市した。本稿ではモニターの概要とその応用事例について紹介する。