特集:自動車計測への新たな展開
今号は,自動車計測を特集します。特に次世代技術として注目される自動運転に関して,2名の著名な専門家に寄稿論文を執筆いただきました。また,2015年にHORIBA Gr. 傘下に入った英国HORIBA MIRA社の紹介記事を掲載するとともに,自動車計測のために新しく建設された実験施設E-LABと関連製品も紹介しています。
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巻頭言
- 自動車業界における世界規模の大きな流れ
George GILLESPIE
総説
- HORIBA MIRA:70年の“歴史”と“新たなあゆみ”
Geoff DAVIS
特別寄稿
- 自動運転によるモビリティの未来
須田 義大 - 次世代の自動車とドライバ特性
景山 一郎
特集論文
- 自動運転車に向けて:構造化環境および非構造化環境のための高度に自動化された車両の開発
Roberto PONTICELLI, Tim EDWARDS, Andrew MALONEY, Anthony BAXENDALE - 車両システムの安定性における課題
David WARD - HORIBAの最新自動車実験棟“E-LAB”
駒田 峰之, 大槻 喜則, 佐藤 康貴, 熊谷 樹, 伊藤 和哉, 伊藤 誠
インタビュー
- E-LAB建設プロジェクトを振り返って
-プロジェクトマネジメントの視点から-
米重 芳一, 塩見 和広, 柿野 徹
一般論文
- 車載型排ガス計測システムOBS-ONEシリーズ
大槻 喜則, 青木 伸太郎, 近藤 謙次
新製品紹介
- 浄水場における色度の測定と色度計の特長 HU-200CL CI-20
木﨑 寛子 - 純水用TOCモニタ HT-200
中務 忠, 森田 敏夫 - 自動校正・KCl補充を実現した微量サンプリング pHモニター UP-100
中井 陽子, 宮村 和宏
トピックス
表紙写真
写真家:松井秀雄氏(二科会写真部 会員)
パリに泊まった翌朝,公園を訪れました。ヒンヤリとした冷気の中,手入れの行き届いた公園で読書を楽しむ人と共に空いたベンチを独り占めして我が物顔のカラスに目が行きました。平和な公園を人もカラスも平等に楽しんでいるようでした。