新製品紹介:静電容量型真空計の開発

岸田 創太郎 | |   47

半導体やFPD(Flat Panel Display),太陽電池,LED(Light Emitting Diode)などの製作に用いられる製膜プロセスやエッチングプロセスでは,様々なガスが用いられるとともに,プロセス圧力は製品品質に大きな影響を与えるため,ガス依存性がなく耐食性に優れた高精度の真空計が必要とされる。我々はこのような要求に応えるため,静電容量型の隔膜真空計である「VG-200シリーズ」の開発を行い,その性能を評価した結果,非常に優れた再現性と安定性を確認することができた。ここではVG-200の製品特徴と性能評価結果の詳細について報告する。