レーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置 LA-950

東川喜昭* | |   30

*株式会社堀場製作所

HORIBAは粒子による光の散乱現象を測定原理とする粒子径分布測定装置の新機種LA-950を販売開始した。この測定方式は、多くの粉粒体を一度に、短時間、非接触、高精度、高再現性で測定できるものである。本装置は、この原理上の特長を最大限に引き出し、使い易く汎用性の高い装置とするため、光学系を核に試料の前処理を行う循環系及び測定信号処理回路、アクチエータなどの制御回路を1つのユニットに収めている。LA-950は、レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置の最上位機種として7年ぶりのモデルチェンジとなる。今回の開発でこの時間を一気に取り返し、更に今後のニーズを満足してグローバルスタンダードとなる装置とするため思い切った大幅な改良を行った。